蝶多村の面目は…

クロヒカゲ♀、♂(2018.07.29 蝶多村)

 先週、中札内村で多くの蝶と出会い、7月の欲求不満が薄らいだ。そこで思うに、Fieldは蝶の沢山居る北海道をベースに暮らし、年に一度は、これまた蝶の沢山居る沖縄に通 っていた…という事だったのだろう。勿論、本州・四国・九州にも蝶が沢山居るエリアは有るのだろうが、東京を離れ35年も経ったFieldには知識が無さ過ぎたのね。
 そんな事を考えていたら、じゃあ今の蝶多村に
はいったい何種類の蝶と出会うことが出来るのかカウントしてみようかなという気持ちで、早速お出かけ。先ず、最初の1種はクロヒカゲの♀。うーん綺麗だね。じゃあ♂の写 真も…と探したら、あちこちに咲き乱れているオカトラノオで吸蜜中の♂発見。本年2化目ですね。

 

オオヒカゲ(2018.07.29 蝶多村)
 元々ここには棲息しているオオヒカゲですが、特に今年は発生数が多いように思いました。翅も綺麗で羽化から間もないようです。これで2種目。

 

カラスシジミ(2018.07.29 蝶多村)

 3種目はカラスシジミ。こちらは例年ですと発生が7月中・下旬ですからもう少し翅の綺麗な個体を…と思いましたが、撮影できたのは少し擦れた個体。今年は発生が早かったのかな?


ジャノメチョウ(2018.07.29 蝶多村)


 4種目はジャノメチョウ。綺麗な個体が多かったのですが、♂ばかりで、♀は見かけませんでした。これからの発生なのでしょう。

 

アカマダラ・サカハチチョウ(2018.07.29 蝶多村)


 アカマダラとサカハチチョウで計6種。いずれも綺麗な個体でした。

 

セセリチョウ科(2018.07.29 蝶多村)




 めっちゃ記事が長くなりそうなので、セセリ科をまとめて、コチャバネセセリ・オオチャバネセセリ・キバネセセリ。これで9種です。考えてみたらコチャバネとオオチャバネは北海道にいるけれど、チャバネって居ないよね。…ところで、このキバネはちょいとピン甘でしたね、反省!

 

ヒメウラナミジャノメ・サトキマダラヒカゲ(2018.07.29 蝶多村)

 ヒメウラナミジャノメはかなり擦れてましたね。6月発生で、1ヶ月くらい生き延びたのでしょう。そうして、今年はやたら見かけるサトキマダラヒカゲ。この蝶多村にはヤマよりサトの方が多いかな。ということでここまでで11種。

…つづく

 

←戻る      2018年版目次へ      次へ