奥尻旅行記 その1
毎年、馬車馬の前にニンジンをぶら下げる…ということをやってきた。いつもならニンジンは日本の南方にぶら下げていたのだが、今年は方針を変えて「未だ見ぬ
東北の蝶」と「未だ見ぬ北海道の蝶」の2本立てを考えていた。しかし1本目の東北編は大きく空振ってしまった。 フェリーのりば(2018.07.14 江差) |
7月13日、お仕事が終わり自宅へ。フェリーは翌朝9時20分に出航する。手続きはその40分前の8時30分迄に済ませなければならない。余裕にも思えるかも知れないが、フェリーが出航するのが江差港で、Fieldの自宅からのドライブ時間は7時間。これって余裕有る?無い?さーどっちなんでしょうね〜???
夜8時、準備を済ませ自宅を出る。帯広JCTから高速に乗り順調に走っていたが、何やら自動車道で深夜工事があるとかで、長万部で一般 道に下ろされてしまった。ここまでの高速料は¥7,050って高くない?これから乗るフェリー代が¥15,470なのに… 午前1時半ころ、道路右脇の路側帯に(おそらくエゾ)フクロウが舞い降りるシーンを発見してしまい、思わずブレーキを踏む。Uターンして反対車線側の路側帯に進入するも直ぐに飛び立たれてしまった。うー残念!!しばらく様子を見るが、何だか緊張の糸が切れてどっと眠気に襲われた。少し寝るわ!…2時間半休憩してまたハンドルを握る。小雨降る江差港に着いたのが、5時05分。乗船手続きには未だ早いので、またまた仮眠。 |
カランセ奥尻(2018.07.14) |
2時間ほど仮眠して、8時ちょい前に乗船手続きを済ませ、フェリーの入港を待つ。フェリーの名前は「カランセ奥尻」カランセはオクシリエビネ(ラン科)という花の学名なのだとか。
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カランセ内部(2018.07.14) |
乗船順位は2番目…で、心配したとおりバックで船に渡り、そのままずっとバックで船首まで誘導される。これって下船順位
は最後ってことだよね。不公平だと思いませんか?でも、まー仕方ないけどね。ブツブツ… |
賽の河原付近(2018.07.14 奥尻島北部) |
天気予報は、今日14日はまずまずで、明日は雨の確立も高かったので、とにかく今日は蝶探しに専念し、明日は雨の中を観光し、最終日の午前中はまたギリギリまで蝶探しという予定です。そうして、Fieldの読みでは蝶ポイントは島の北側であろうと予測して、下船後はとにかく北を目指しました。
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なべつる岩(2018.07.14 奥尻町) |
奥尻島で絶対に見逃せないのがこの鍋釣(なべつる)岩。でもどんなパンフにも「鍋釣」と書かれているけど…そうではなく鍋弦じゃないの?島を周回する道路から近くにありますので高さが20m近くのこの岩に気が付かない人は居ないよね。でもさー、青い空と青い海を背景に撮りたかったなぁ。夜はライトアップされているようですが、まぁ、それは良いかな。 |