ドアップ有りかも

センテイカ=別名ニッコウキスゲ(2018.06.03 蝶多村)

 今日、気温はまずまず上がりそうで、期待したのはエゾシロチョウ、ヒメウスバシロチョウ、カラフトキマダラセセリなど…。今年は蝶の発生が例年より少し早いのでは?との感触もあり、勇んで出掛けたのだが…。あれ?何で?!思ったほど蝶の姿が少ないんですけど…。時間が経てば蝶は現れてくれるでしょうと植物写 真を撮りながら散策しました。テーマは“ドアップ”全体ではなく花を中心にいつもよりアップで撮ってみようと云う感じです。
 エゾキスゲだと思いながら撮ったのですが、改めて図鑑で確認した結果 、黄色と云うよりオレンジ色のこの花はセンテイカなんじゃないの?

 

ユキザサ(2018.06.03 蝶多村)

 えーっと、これ何だっけ?あ、ユキザサか。で、アップした写 真を撮り、お、こんな花なんだ。
 実はField、帯広市教育委員会発刊の“おびひろの植物”というポケット図鑑を提案して実際に発刊させているのですが、予算の都合もあり、パッと見たら分かる…みたいな写 真が1品種に1枚だけだったのね。でも、こうしたアップ写真も必要だったと今更気付きました。

 蝶の写真も、ド真ん中、ドアップが嫌いで、周囲の環境が分かる写真をテーマにしていましたが、もしかしてドアップ写 真も何かの発見があるかも知れないと云う気になってきました。(何を今更ですけど…)


マタタビ(2018.06.03 蝶多村)

 マタタビ発見!あれ?蝶多村でマタタビは…あったっけ?実は1年半前から久々に猫を飼っているので気になったのかも知れませんね。
 ところで、植物の花って普通目立つように咲くと思うんです。目立って、昆虫に立ち寄って貰って受粉をする…虫媒花ですね。ところがこのマタタビは葉に隠れるように、目立たない場所に花を付けるのは何故なんでしょうねぇ、不思議

 

ミツバツチグリ(2018.06.03 蝶多村)

 一瞬キジムシロかなと思いましたが、花の密度が薄く、あれえ?違うと気付きました。いずれにしてもチャマダラセセリの食草なのですが、今年も蝶多村でチャマダラセセリに会うことは無さそうで、残念です。

 

ワラビ・コゴミ(2018.06.03 蝶多村)



 花ではありませんが、毎年春には食卓に花を添えてくれるワラビとコゴミです。蝶を捕りに来たハズなんですが、何だか面 白くなってきました。

 

ミヤマカラスアゲハ・ヒメウスバシロチョウ(2018.06.03 蝶多村)

 蝶の写真を見たくて、このField Noteをご覧の皆様、ごめんね〜。実は当初期待していた蝶の中で出会えたのはヒメウスバだけでした。先週に引き続き、この蝶多村でY氏と再会しましたら、カラフトキマダラセセリは3つ採ったと言ってましたがFieldは出会うことが出来ませんでした。エゾシロも未だ出てないのかなぁ?今年は蝶の出現が早いと感じていたのは、どうもそうではなさそうな気がしてきました。

 

Forget me not(2018.06.03 蝶多村)


 蝶多村でこの花が咲いているハズの場所を覗きましたが、何故か見ることが出来ませんでした。諦めて帰りかけた時に別 の場所で発見!以前スイスでこの花を見つけ“あ、ワスレナグサだ”と思いながらシャッターを切ったときに同行していたベレーナさんが、“この花の名前知ってるよ。forget me not でしょ”と言われたことが強く印象に残り、この花を見る度に彼女のことを思い出します。今年も逢えたね。

 

カッコウ(2018.06.03 音更町)

 帰る前にもう一ヶ所かつてのリンゴシジミの多産地に寄ってみた。この場所は、シロオビヒメヒカゲやカバイロシジミも多産している場所であったが、そんな面 影もすっかり薄くなってしまた。遠くで鳥の飛ぶ姿を見て、その後カッコウの鳴き声を聞いたのでカメラを向けました。レンズの倍率は2400mm相当。うーん、このカメラ、不満も少しあるが、やはり魅力有るカメラだと感じました。

 

最後にもう一枚(2018.06.03 音更町)

 最後にもう一枚ドアップ写真を…。何の植物かは言うまでもないでしょう。うーん綺麗かも…もっとマクロ撮影してみようかなぁ…

 

 

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