更に近づく春の足音

1ヶ月前(2018.03.02 帯広市自宅前)

 3月1日、夕刻から降った雪は一晩で60cm程積もった。翌日撮ったのが上の写 真で、除雪した雪山はワゴン車の屋根と変わらない高さになっていた。この雪って…溶けて無くなるのは、いったい何時なんだろうと思っていたが、最高気温が10度を超える日が続き、日に日に雪山の高さは低くなっていった。

 

芽吹き(2018.03.31 帯広市自宅前)


 そうして、今朝気付くと雪山が無くなる寸前の前庭に様々な花の芽が吹いていた。福寿草もあと少しで花が咲きそう。チューリップは、もうこんなに大きくなったの?!なんとも逞しいね〜。


キンクロハジロ 親水公園の橋(2018.03.31 帯広川)


 自宅周囲で春を感じたので、もっと自然の中で多くの春を見つけて、実感を深めたくなりました。まず覗いたのは合流点。川岸の土手は意外と雪が少なく、走りやすかったですね。しかし、冬鳥たちは既に北へ向けて飛び去ったのでしょう。辛うじて見かけたのはキンクロハジロ一家だけでした。
 そういえば、この先の橋はどうなったのだろう?と更に奧を目指しました。真ん中の写 真は、一昨年の夏に撮った物で、見るも無惨でした。あれから20ヶ月経った現況が下の写 真。完全に流失した手前の部分は修復されていましたが、通行止めのロープが張られています。そうして橋の向こうは橋と川岸に段差があるようで、当然通 行止めのロープが確認できました。
 取り敢えず手は着けたものの、完全に修復する予算もしくは人手が無かったって事?十勝管内の8割の林道が閉鎖されたままである…とのニュースも聞こえています。今年も行きたい場所に行き着けない状況は続くのでしょうね。

 

合流点の春(2018.03.31 合流点)

 橋を渡ることは断念し、手前をうろついてみました。早速クジャクチョウ発見!しかし、今年はクジャクチョウを見るな〜何で?昨年は大発生していたって事かなぁ?

 

エルタテハ(2018.03.31 蝶多村)

 更に春を実感したくて、蝶多村の林道を訪れてみました。先週も来ましたが、林道上の積雪が多く直ぐに断念しましたが、今度は逆側から攻めてみました。林道脇はこんな状況。林道上は意外と積雪は少なく、林道脇も陽の当たる斜面 の雪融けは進んでいるようです。
 走行中に、一斉に路上から飛び立つ蝶の姿を発見!5〜6頭ほどが日向ぼっこをしていたようです。殆どがクジャクチョウでしたが、色の薄いのが混じっていました。目で追い掛け、7〜8m先に着地したのを確認。近づいてみるとエルタテハでした。やったね、今年2種目の初見です。

 

カバシャク(2018.03.31 蝶多村)

 車を空き地に停め、カメラを手にうろついてみました。すると結構鮮やかな飛翔物体を確認し追いかけてみたらあっさりと地面 に降りてくれました。何だか初めて見る蛾のようです。大きさ25〜30mm、前肢に白い紋が2つ、後翅は派手なオレンジ色…を頼りに図鑑をめくった結果 、シャクガ科のカバシャク北海道産亜種と判明。
 早春の日中に飛翔するという特徴があるようです。実は昨年、北海道産の鱗翅目3216種が掲載されている図鑑を買ったのですが、お役に立ちました。もっとも近似種が居る種であれば、同定は無理だろうナァ〜。いや〜蛾は難しいよ!

 

エゾライチョウ(2018.03.31 蝶多村)

 特定の何かを求める訳でもありませんでしたが、この林道、何処まで行けるかなぁ?との好奇心で更に奧を目指しましたが、林道は乾燥した部分で大きなひび割れがあったり、融けた雪で泥沼状態だったり…そろそろヤバイかなぁ?引き返した方が良いかなぁ…と考え始めた時、林道の左側にエゾライチョウを発見してしまいました。
 ところが、いつも見かけるエゾライチョウより断然綺麗な印象です。もちろん雄だよね。交尾期が近いからかな?ゆっくりゆっくり追尾しながら写 真を撮っていると、林道の右側にも発見!こちらは派手さが無く雌?今までエゾライチョウを見ても雄とか雌とかをあまり意識していなかった事に気付かされました。

 

フキノトウ(2018.03.31 蝶多村)

 さーて、そろそろ引き返した方が良さそうだと判断しました。見たことの無かった蛾と、エゾライチョウに出会えたので満足!車をUターンさせたところで、フキノトウを10個ほど採取。今夜の酒のつまみは、フキノトウの天ぷらだね。

 

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