イチモンジやぁ〜い

クジャクチョウ(2017.09.16 幕別 町)


 蝶多村を尋ねてみて、この時期の季節の推移は例年より1週間〜10日は早く推移しているとの思いを強く感じた。であるなら、もしかしていつもイチモンジセセリを観察しているあのポイントには既に姿を現しているのではないかとの思いが強くなってきた。確認に行かなければ!
 行った先の幕別町では、蝶多村に増してクジャクだらけ!もう芸者(geisya)祭り状態!そこで思ったのは、今年はある種の蝶が例年より多く発生していた(ミヤマカラスなど)。一方で極端に少ない種もあった(キアゲハなど)。この現象って何だろうと考えたとき、Fieldが思うのは昨年の台風によりダメージを受けた蝶の食草が受けたダメージ。その差が今年の蝶の発生の多少を決定したのではないかとの思いがあります。

 

オオウラギンスジヒョウモン(2017.09.16 幕別町)

 この時期のヒョウモンと言えばもう翅はボロボロというのが常識と思っていましたが、先程に続きこの個体も比較的綺麗ですね。丁度羽化する時期に雨が降り続き発生が遅れた分この時期でも未だ綺麗なんて勝手な推理をしてみましたが、真相はどうなんでしょうね?

 

モンキチョウ(2017.09.16 幕別町)

 翅が綺麗と言えばこのモンキチョウですね。例年10月まで見かけますから、まだまだこれからです。今調べてみましたら、モンキの初見は2002年は4/20で、2006年11/9が終見でした。もしかして、十勝では最も長く姿を見せてくれる蝶かも知れません。
 結局イチモンジセセリには逢えませんでした。でも、良いのです。ここで見てしまうと、2017年の蝶シーズンも終了と思ってしまいますからね。後少し、蝶と遊ぶ事が出来そうです。


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