２週間前、北海道産のアサギマダラが生まれていることが確認できた。何とかその証拠写 真を撮りたくて、先週の土日に引き続き、今週も中札内村を目指した。何気なく、いつもとは違うコースでポイントを目指した。先週の件はField Noteに記載はしていないが、林道どこでもサカハチとアカマダラのお祭り状態だった。ところが今日はどこを見てもシータテハだらけ。岩の壁にもあちこちにシータテハが止まっていた。

クロヒカゲ（2017.09.10　中札内村）

　もちろんシータテハだけではなく、クジャク、エル、アカ、ヒメアカが混じり華やかではあったが、今日のメインはアサギだから…と、ゆっくりゆっくり、上を見て、後ろを振り返って右を見て、左を見て…とゆっくり歩いていた。
　その時見つけたのはこれ。ん？まさかね〜ツマジロじゃないよね〜。今年の２化目だろうが、それにしても綺麗な姿。撮っておきましょう。

　崖の上に方にジャノメの姿があったが、まさかねーと思いながらシャッターを切るが、その位 置さえ怪しいと思いながらの撮影。岩の切れ目のあの辺りに止まったよね、とかあの花に止まったような〜。 と勘でシャッターを切るが、果たして写っているかどうか？それが何なのか？闇雲撮影を繰り返した。（こうして超トリミングをした今では、やっぱりそうだったんだと判りますが…未だ半信半疑）

　更に先へ進む。到着時は16度程度であったが、徐々に気温が上がり20度にはなったかな？と思う頃、ノコンギクが咲き乱れる場所に着いた。いやー良い眺めだこと！ここで一休みがてら、写 真とムービーを撮って遊ぼうという気になった。

　１ショットで幾種類のチョウが撮れるだろうとか、それぞれの種のムービーを撮って遊んでいるとき…

ツマジロウラジャノメ（2017.09.10　中札内村）

　えっ！目の前にツマジロウラジャノメが姿を現してくれました。今年の7月15〜16日、Field Noteにも掲載しましたが、このツマジロウラジャノメに逢いたい一心で、しかも十勝〜日高を結ぶ道路が封鎖されていたので、ぐるっと南へ迂回して向かった先での林道閉鎖。結局今年はツマジロには逢えないと思っていたのに、何と十勝で逢えてしまいました。
　かつて、中札内村でツマジロに出会ったことがありましたが、それは20年ほど前のこと。先程から高い崖の上に見えていた姿も、ツマジロには見えるけれど、この場所では既に20年前に絶滅したのだとの思いから半信半疑でした。でも、細々と生き残り、復活していたんだ！それも、本来なら７月初旬の蝶で、この時期に居るという事は今年の２化目？いやー嬉しかったですね〜！！