前章で、これからの北海道で興味が持てるのはタテハ類と…と書きましたが、タテハ類は居ましたね〜。サカハチのボロボロと共に沢山見たのはアカマダラです。この種は北海道特産で、通 常年２化ですが、今年は気候条件が良かったようで、３化が出ていました。

ルリタテハ（2017.08.26〜27　中札内村）

　ここで期待していたのは、ルリタテハとキベリタテハでした。最初に目にしたのはキベリタテハでしたが、前章でも書いた黄緑色のネットを持った方が捕獲されたようです。
　その後、林道を歩いていたら、目の前にルリがとまってくれました。ラッキー！ルリは沖縄にも亜種が居ますが、北海道産はブルーが少し薄い気がします。でも、綺麗だよね〜。

　林道脇のアサギマダラが好きなオオイタドリの花に注意を払いながら上ばかりを見て歩き続けました。しかし、姿はありません。ところが、足元から次々にタテハ類が飛び立ち、飽きることはありませんでした。

　ワオ！アカタテハ登場。綺麗ですね〜。こうなったら真剣にタテハ類が何種撮れるか挑戦してみる？

　でも、石ころの上ばかりじゃ、つまらないので、林道脇の植物に止まるのを待ちながらの撮影。シータテハは時々イタドリで吸蜜をしていましたので、比較的楽。
　おっと、今度はコムラサキ発見。この時期にしては擦れもなく綺麗…と思ったのですが、どうも左前翅の様子がおかしいみたい。欠落は無いようだが折れてる？タテハはここまでで、最初に見かけたキベリタテハの写 真が撮れていないのが悔しいねー。

トノサマバッタ（2017.08.26　中札内村）

　でかいバッタが羽音をたてて飛んだ。ん？トノサマバッタ？十勝北部ではよく見かけますが、比較的南部の中札内村では見た記憶がありません。しかも、この１頭だけではなく、結構な数が居たように思います。何で？