半世紀の夢を求めて その7

ヤエヤマカラスアゲハ(2017.08.13 与那国島西崎)

 島中の道路を、時速20〜30kmでさまようように走行した。後方に車が迫ると、路肩に寄せてハザードを点灯させる。気になる環境や草花を見ると停車させて周囲をうろつく…そんな行動を繰り返したが、その後特筆すべき蝶の姿は無かった。
 ヤエヤマカラスもまだ掲載していなかったのでここで載せるが、特に良い写 真が撮れたと云う訳でもない。うーん、どうしよう?そうだ!与那国に来る前にネットで見た与那国の景勝地を日が傾く前に見ておこうとハンドルを切った。

 

観光スポットNo.5 ティンダバナ(2017.08.13 与那国島)

 ネットで見た景勝地で、気になった“立神岩”と“西崎”“アヤミハビル館”そうして“ダンヌ浜”には行ったから次はあそこだと目指したのがこのティンダバナでした。さーて、どんな所かな?

 

ティンダバナ(2017.08.13 与那国島)


 与那国島で最も人口が密集している与那国町から数百メートルの所にある岩山なんですが、道の上にオーバーハングしている岩を見て、あ、ここ歩いてみたい…と思っていました。どこかの山奥ではないので、手すりなどしっかりとしていましたので安心です。
 岩は層になっていましたので、大きな噴火で一気に出来た物では無さそうですし、窪みのある岩の奧の壁はご覧の様な浸食跡が見えています。どんな経緯で、この岩山が出来たのか興味ありますね〜。

 

ティンダバナの眺望(2017.08.13 与那国島) iPhone画像

 崖側にはずっと手すりがありましたが、ここが終点かな…と思われる場所からの眺めです。崖の直ぐ下に町がありその向こうに海も見えます。うーん良い眺めだこと…すっかり観光気分ですね。

 

カラスバト?(2017.08.13 与那国島)


 ティンダバナの道を歩いていて、やたら頭上でうるさい鳥が居ました。何とか撮影したかったのですが逆光ばかりで姿がはっきりしません。最後に背中の色が分かる個体を撮影出来ましたが、上の2枚の写 真と比較して、サイズは同じくらいでしたが同種かどうかも疑問。
 しかし、あれだけ沢山居た普通種なら、後で調べたら分かるだろうと安易に考えていましたが、うーん(大汗)結局与那国で出会ったメジロ以外の鳥は全てワカラン状態です、とほほ…

※種名が分かりました。リュウキュウヒヨドリの幼鳥です。(F.B.野鳥大好き気楽な倶楽部の皆様ありがとうございました)しかし、鳥って雌雄、夏羽冬羽、更には幼鳥か成鳥か…蝶より難い!

 

コインランドリー(2017.08.13 与那国島)

 ちょっと早いかなぁと思いながらホテルに戻りました。実はTシャツの替えが5日間だから5枚と安易に考えていたのですが、甘かったようです。気温は33〜34度。これは、今年の最高気温37度の帯広市から来ているFieldにとって大したことは無いと思っていましたが、決定的に違ったのは85%もある湿度でした。まるでサウナの中。じっと日陰に立っているだけで額から汗が滴り落ちます。仕方なくコインランドリー通 い。
 ついでながら与那国島の環境を少し…。正直言って様々な薬は持って来ましたが、汗疹になったようで痒いのです。そこでどこかに薬屋さんは?と尋ねたら、島には薬屋さんは無いとの返事。皆さんどうしているんでしょうね?もう一つ無いと云われたのが鍵屋さんで、レンタカーの鍵などは絶対に無くさないよう言われました。
 Fieldは地方に来ると土地のA.M.ラジオを聞きながらハンドルを握るのですが、この島にラジオ局は無いようで、聞こえてくるのは台湾からの中国語ばかりでした。唯一F.M.局を見つけてそれを聞いていましたが、あまり与那国っぽさが無いようで、ちょっと淋しいナァ…

さーて、明日はどんな方針で動こうかなぁ…つづく


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