半世紀の夢を求めて その6

キチョウ(2017.08.13 与那国島)

 与那国空港の南側には、ざわわざわわ〜♪そうサトウキビ畑が広がっていた。農道を森にぶつかるまで南下して、その左右にある農道をうろついてみた。
 キチョウ発見。もしかしてタイワンキチョウでは…と期待してカメラを向ける。さて、どっちだ?…というのが蝶屋さんの心理。しかしFieldはあまり固執無く、翅の綺麗なキチョウが撮れた…というだけで嬉しかったりする。写 真だけでは100%の同定は無理な場合もありますしね。ところで、これ?ミナミキチョウかなと思います。はい。

 

クロテンシロチョウ(2017.08.13 与那国島)


 難しい同定も必要なくクロテンシロですね。台湾で何度も撮影しましたが、考えてみたら国内初撮影。しかも、黒い点がはっきり写 った写真は初めてで、嬉しかったりします。

 

ヤエヤマムラサキ(2017.08.13 与那国島)

 例のクバの葉に止まるヤエヤマムラサキ…ん?依然どこで撮ったんだっけ?と思って調べたら、何とこれまた国内初撮影でしたね。惚けてるなぁFieldも…。撮ったとき、もう少し喜ぶんだったかね(汗)

 

リュウキュウムラサキ(2017.08.13 与那国島)


 ヤエヤマムラサキに似てはいるけれど、雰囲気の違うチョウを少し遠くの路上に発見。近づきながら幾度かシャッターを切る。おっと飛んだ!と思ったら道路脇の植物に止まってくれた。今がチャンスと開翅シーンを狙ったが、ボケ写 真になっちゃいましたね。でも、雰囲気は分かるでしょ。白紋周囲の紫のグラデーション。良い感じだねぇ。でも心では悔しがってます。このチョウが開翅するのは高い木の梢とか、止まった瞬間しか開翅してくれる事が少ないんでね。



リュウキュウメジロ(2017.08.13 与那国島)

 至近距離にメジロが止まっってくれました。鳥に詳しくないFieldでもメジロくらいは分かりますよ。そう思って撮っていたのですが、念のために調べてみたら、リュウキュウメジロだったようです(汗)でも、メンコイね〜。何の実を食べてるの?美味しい?

 

シロミスジ(2017.08.13 与那国島)

 ミスジ発見!リュウキュウミスジかもしかしてヤエヤマイチモンジの♀か?と期待したのですが、どちらでもなさそうです。なーんだ!と思いながらカメラを向けてビックリ!!シロミスジじゃありませんか。え?あ、はい。これまた初撮影です。しかし、欲ってのは有るもので、わー翅の先欠けてるじゃん。ここにシロミスジが居ると分かったからには、もっと完璧な写 真を撮るぞと意欲が湧いたりしましたね。

 

タイワンシロチョウ♀(2017.08.13 与那国島)

 初撮影・国内初をこんなに連発できるとは思いませんでしたが、またまた国内初のタイワンシロチョウです。するとまた欲が出て、翅の欠けていない奴は居ないか、♂は居ないかと目が輝きます。

 

タイワンシロチョウ♂(2017.08.13 与那国島)

 後翅裏に黄色味が少なく♂では無いのかなと思いましたが、翅脈に筋が無く♂と判断しました。欲は持つもんですね〜。満足してちゃいけないんですよね。

 

リュウキュウミスジ(2017.08.13 与那国島)

 ミスジチョウに大きな期待を持ったのですが、これは沖縄の何処にでも居るリュウキュウミスジでした。でも、ここにも居るよという証拠写 真として価値はありますよね。


クマゼミ(2017.08.13 与那国島)

 やたらでかいセミが居ました。クマゼミだろうと思って写真を撮ると、あれ?胴体が透けて写 ってる?最初はそう思いましたが、腹部の白い模様が発達していて、与那国島産の特徴のようです。調べてみたらリュウキュウクマゼミとかヨナグニクマゼミとか呼ばれていたようですが、学術的にはクマゼミと何等差異はないとのことです。

そろそろポイントを変えようかなぁ…つづく


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