半世紀の夢を求めて その4

日本最遅の夕景(2017.08.12 与那国島西崎)

 ホテルに荷物を置くと、直ぐにまた出掛けました。向かった先は、今朝真っ先に下調べをした、あの西崎です。夕焼け、朝焼けっていう奴は、行けば見られるってもんではありませんので、行けるときには行かなければなりません。
 日の入りを岬から撮る人が多く、観光客と思われる方々が岬を目指していましたが、Fieldはヘソが曲がってますんで、岬を入れて撮るという方針でした。上の写 真は久部良(くぶら)という部落のはずれから岬を入れて撮りました。下の写 真は、久部良港のナーマ浜からの撮影です。

 

日本最遅の夕景(2017.08.12 与那国島) ドラレコ画像

 レンズを替え、カメラを替え、iPhoneでも撮りましたが、Fieldが一番気に入った写 真はドライブレコーダーで撮ったこの絵が一番かも知れません。ドライブレコーダー持って来て良かったなぁ…
 いろいろなガイドに“日本最後の夕陽”などの表現で写真が掲載されていますが、Fieldの感覚では“日本の最後”は未だ先だと思いますので“日本最遅の” と表現させていただきます。

 

夕食(2017.08.12 与那国島)

 ようやくホテルに戻りましたが夕食は予約をしていませんでした。バイキングスタイルなら良いのですが、予約を入れるとお膳で出ると聞いたからです。また、この食堂はご近所さんも来て、居酒屋状態だとの話もありましたので、Fieldもそちらの方をチョイスしました。
 注文したメニューは、島らっきょうの天ぷら・てびち焼・沖縄焼きソバとオリオンビールです。



部屋飲み(2017.08.12 与那国島)

 前章で“クバ餅”のお話をしましたが、上の写真が現物です。クバという植物の葉に餅が包まれています。柏餅みたいな感じですね。クバとは正式和名ビロウという植物のことですが、実物は後ほどの章で見ていただけると思います。祭事や祝いの席で食べる風習が与那国では数百年前から続いているとのこと。黒糖味とか紅芋味もあるそうですが、Fieldが頂いたのは昔ながらの白いお餅が入ってましたが、ビローンと伸びるような柔らかな物ではなく、少し固めの羊羹のような感覚でした。
 で、下の写真ですが何故かサッポロビールです。何で与那国でサッポロ?Fieldも驚いたのですが、チェックインの時に“お部屋は毎日お掃除しますか?”と尋ねられたので、ゴミ箱の中くらいで、部屋中掃除はしなくて良いよ、と言ったらサッポロビールを2缶 頂いたのです。でも、何でオリオンじゃないの?
 その隣ですが、泡盛のクバ巻きボトルです。実は2007年から、Fieldの部屋にクバ巻きボトルを飾ってるのですが、こちらは“よなぐに”ではなく“与那国”のラベルが付いていて、度数は43度。今回部屋飲みしたのは花酒というタイプで60度でしたが、きつ過ぎて味が良く分かりませんでした(汗)。また与那国では“どなん”という泡盛もあった筈ですが今回は手に入りませんでした。残念!

※実は与那国には3泊4日の予定です。初日だけで、こんなに急ピッチ・掲載写 真も大量で、この後どうなるんでしょうかね〜心配です。

つづく…

 


←戻る      2017年版目次へ      次へ