半世紀の夢を求めて その2

カミキリムシ(2017.08.12 与那国島)

 楓食堂を出たら、車のガラスに恰好の良いカミキリムシが付いていたので撮りました。名も知らずに撮りましたが、Fieldの持っているチャチな甲虫図鑑にも載ってませんでした。スミマセン。
 ところで、先程の食堂のおかみさんなんですが、お会計の時に“そばセット(+モズク酢や漬け物など)”が900円であることは知っていましたが、一応尋ねると“900円です”と仰いましたので“島らっきょうもいただきましたので、おつりは結構です”と千円札を渡したら、にっこりとされ“そうそう、今日はお祭りですからこれをお持ち下さい”と“クバ餅”をプレゼントして頂きました。クバについてはまた後でお話ししますが、お盆にお祭りがあり餅を食べる習慣があるとは初めて知りました。お餅って正月くらいしか食べませんからね〜。
 で、楓食堂の外観を撮影中にご主人と思われる方が現れ“シャッター切りますよ”と声を掛けられましたがお断りをし“ホームページで宣伝しておきます”と言っておきましたので、皆さん与那国の比川にお立ち寄りの節には寄って下さいね。比川の共同売店の斜め向かいで分かりやすい場所です。ガイドブックなどには載っていないかも知れませんが、心温まる食堂でした。

※その後の調べで“ヨナグニゴマフカミキリ”という固有亜種だと判明しました。

 

リュウキュウアサギマダラ(2017.08.12 与那国島)


 いいかげんに“アヤミハビル館”を目指せよ!と、自分に言い聞かせて出発したのですが、また寄り道です。何故かマダラチョウ系の姿が多いように感じたので、またまた停車。北海道人にとっては、ゆったりと飛翔するマダラチョウには心引かれるのです。

 

オオゴマダラ(2017.08.12 与那国島)


 夢中になってリュウキュウアサギマダラを撮っていたら、時折上からオオゴマダラが舞い降りて来ます。ん?上って何かあるのと見上げたら…。ご覧の状況。過去に単独の姿は幾度も撮影していましたが、ワンショットに複数匹は無かったかも知れません。うっとり…

 

ヒメアサギマダラ(2017.08.12 与那国島)

 しばらく樹上のオオゴマに見とれていましたが、下を見るとリュウキュウアサギにしてはブルーの窓の色が薄い種が居ました。ん?何だこりゃ。レンズを向けてみたら、今度はヒメアサギです。この種はFieldが台湾へ行った時に、幾度か遭遇してカメラに納めた記憶がありますが、国内では初撮影です。やったね!



クロボシセセリ(2017.08.12 与那国島)

 ところで、先程から気になっているのですが、セセリ類の姿がとても少ないように感じています。唯一クロボシが時々現れ、もう一種クロセセリを見ましたが、撮影には至りませんでした。

 

ナミエシロチョウ(2017.08.12 与那国島)

 Fieldが好きなナミエシロも時々見かけてはいましたが、どうせならカワカミシロは居ないかと欲を出し、あまり撮って居ませんでした。ゴメン!

 

ホリイコシジミ(2017.08.12 与那国島)

 道端に紫色の花が咲いていました。何か止まってないかと期待して車を停めたら、やたらと小さいシジミが…。これってホリイコシジミ?やったよ!初撮影だよ!!

 

観光スポットNo.2 立神岩(2017.08.12 与那国島)

 少し走っては停まり、また少し走っては停まり…。平均時速も20kmくらいでしょうかね。でも、気になるんだもの仕方ないでしょ。今日は未だ1日目で、未だ3日も有るんだから、焦らなくても大丈夫!…な筈。
 で、また立ち寄ってしまいました。いやー良い眺めだこと!Fieldの家は、海から車で1時間半で、年にせいぜい数度しか海を見る機会もなく。こういった景色に憧れが有ったんだね。砂場ではなく岩場だから簡単に近寄れないけれど、濁りが無く綺麗なブルーだこと!ここも間違いなくお勧めスポットですね。

“アヤミハビル館”次は絶対ご紹介します つづく…


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