東へ 帰路編2(尾岱沼〜)

カモメと思っていたが…(2017.07.30 尾岱沼漁港)

 道々を曲がり漁港を目指した途端にお巡りさんに停止させられた。“お祭りの行列が通 りますので、しばらく停車して下さい”あれま!そんなに急いでないから良いけど…だったら…“その行列の写 真をとりたいなぁ”と言ったら“すぐそこが休憩場だから無理ですよ。1時間後にまた行進しますから、その時でしたら…”いやそこまでは待ってらんないよ。
 続けてお巡りさん“ところで、どこに行きたいのですか?”“すぐそこのお土産に海産物を売っているお店ですけど”“あ、それは無理です。そこは今日お休みですよ…お祭りだから…”クリガニ買いたかったのにガックシ!!!!
 行列が終わってから漁港を覗きました。テトラポットの上に1羽づつのカモメが…面 白いので撮影し、ついでにアップも…え?嘴の先が上下とも赤い!ウミネコじゃん。ってことは望郷の岬公園で撮った写 真にも…と確認したら、嘴が黄色い奴、嘴の先が下だけ赤い奴、上下共に赤い奴が混在していました。ダメだね〜ボーっと撮ってたら…真面 目にやろうよ。

 

当幌川(2017.07.30 尾岱沼)

 尾岱沼に来ると、Fieldにとって思い出の場所があります。それがここ。この川に張る氷が落ちる頃、よくここに来ていました。そう先日不幸があったばかりのT兄弟とも幾度か一緒にここを訪れました。また手作りのプラグ(疑似餌)を初めてこの場所で使い、1人爆釣してプラグ作りにはまるキッカケを掴んだ場所でもあります。しばしここに佇み思い出に耽りましたが、竿は出しませんでした。(確か夏場は禁漁域だったような気もしましたので…)

 

ゴマシジミ(2017.07.30 中標津)

 道路の脇に花を見つけると、何か居ないかと車を停めます。特にブルー系のシジミには注意を払いましたが、目指す種には逢えませんでした。しかし、ゴマシジミも比較的好きな種です。
 上はチシマオドリコソウで吸蜜するシーンで、下はヤナギランですが、シャッターを切るのがやや遅かったようです。でも、動きのある写 真も良いよね。

 

アカマダラとジャノメチョウ(2017.07.30 中標津)

 上、サカハチかなとも思いますが、夏型にしては赤味が少なかったことと、後翅の白帯の角度からアカマダラかなと思います。下はジャノメチョウ♀ですが、これを見かけると北海道の盛夏は過ぎたと感じます。



帆立子の燻製(2017.07.30 厚床)

 逢いたいチョウに逢えず、撮りたい景色も撮れず、買いたいお土産も買えていなかったFieldですが、ようやく買いたいお土産が買えました。これって、かつては根室の道の駅など、どこでも買えるように思っていましたが、今Fieldが知っている売場はサーモン科学館だけにしかありません。
 自ら燻製も焼きますし、自分でも帆立子で燻製を作ったこともありますが、最近帆立子自体がField地元のスーパーで売っていないのです。そうして、これがお気に入りの要素がもう一つ。結局7袋買ったのですが、2千円でおつりがあるのです。どケチなFieldも満足!え?サーモン科学館のこと?実は一度も入ったことがありません(汗)今度きっとね!

 

 

雄阿寒岳(2017.07.30 阿寒)

 今回の“東へ”は雨にこそ降られませんでしたが、逢いたい、買いたいものには次々に振られ続ける遠征になりました。行きは海岸線に沿って、帰りは山の中を帰りました。Fieldにとって「満足」はそれでお仕舞い。「不満」は新たな意欲の源だと思っています。また行きますよ〜東へ。(完)


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