東へ 往路編1(根室)

海の様子(2017.07.29 根室)

 例えば長〜いカウンター…スナックでも寿司屋でも良いのですが、カウンターに座るとき、皆さんはどこに座ります?Fieldは可能な限り端っこ。出来れば(諸事情もあり)左端に座ります。もしかしてFieldは“端っこ”が好きなのかも知れません。だから“南へ”“北へ”と走り回っているのかもね。
 昨年も“東へ”というタイトルで記事を書きましたが、よ〜く考えてみたら東の端っこの一歩手前までしか行って無いぞと気付きました。今年は何としても日本の東の端っこに立ちたいとの思いを強く持ちました。
 ところが、天気予報では今週末、金土日、傘マークが消えず、一度は断念宣言。しかし、木曜になって傘マークが消えたのです。最初の予定では金曜の夜に走って日本最東端の朝焼けを撮る。その後チョウ探しをして車中泊。日曜にのんびり帰宅と考えていましたが、傘マークが外れたとはいえ土曜の朝焼けは望めないだろうと、土曜の朝出発し、朝焼けは日曜朝と決めました。根室に近づくと様子が気になり車を停めて様子を見ましたが、霧がかかり、さほど風が強いわけでも無いのに波が高いと感じました。土曜の朝ではなく日曜にずらして正解だったとここまでは思っていましたが…

 

コキマダラセセリ・フタスジチョウ(2017.07.29 根室)




 根室市の手前落石近辺です。落石は普通“らくせき”と読みますが“おちいし”です。ここで林道に入る予定でしたが林道入口に“草刈り作業中”の看板で予定変更。近くをうろつく事になりました。フタスジですが、東へ行くほど白帯が広いとされています。確かに道南方面 のフタスジより白帯は広い気がしますが、十勝でもこれくらいなら居るんじゃないかという気もします。
 また、十勝では7月初旬から発生しますが、根室ではもう少し遅くからの発生なのか、比較的翅が擦れていない個体が多い気がしたのと、個体のサイズが十勝より小さい気がしました。もしかして、微妙に個体サイズが小さいから白帯が目立って広く感じるのかも知れません。

 

ウラジャノメ(2017.07.29 根室)


 翅が綺麗で驚いたのがウラジャノメでした。本当に生まれたてじゃないの?という程綺麗な個体が多かったという印象でしたね。



ルリシジミ (2017.07.29 根室)


 根室へ出掛けたのは様々な理由がありましたが、その理由の1つはブルー系のシジミでした。ここでようやくブルー系のシジミを見つけて真剣に撮りまくりましたが、ん?ルリ?目指すチョウとはちょっとだけ違うんですけど…。でも、どうやら産卵行動のようでした。ガンバレ〜。

つづく

 

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