夏祭り その1(蝶多村定点観測地)

アブ祭り(2017.07.22 蝶多村)

 今日、本当は恵庭に行こうと考えていた。でも、土日共に傘マークが消えない。先週の3連休、張り切って出掛けたのに収穫があまり無かった。あの二の舞いはカンベンして欲しい。しかし、十勝の天気予報も午前8〜9時から雨の予報だったのでお外遊びは諦めていた。ところが朝遅めに目覚めて外を見るとどうも既に雨が降った様子。そうして8時…9時…あれ?天候は回復傾向に見える。ヤバッ!こうしちゃいられない。
 何も考えていなかったので、向かったのは蝶多村。車の外気温計は27度を超えた。林道に入って間もなく撮った写 真がこれなんですけど、何だか判りますか?赤丸はFieldの車を追飛するアブの群。軽く3桁はいる。バックミラーに写 るリアウインドウの外には渦を巻くようにアブがFieldの車を追いかけている。参ったね〜。これってアブ祭り?

 

吸水祭りミヤマカラスアゲハ(2017.07.22 蝶多村)


 Fieldがこの林道に来るといつも先ずはトロトロ運転をし、ん!と思ったらカメラを掴んで車から降りる。…それを繰り返し、吸蜜植物の開花状況を見ながら、ここぞと思う場所ではしっかりと車を駐車し、林道を歩く…これが定番なのだが、ん!と思うシーンがあっても車から降りる勇気が湧かない。そうですよ、アブの数がただ事では無いのです。
 しかし、そんなことを言ってたら何しに来てるかワカランでしょうが。しかも、今朝の雨、そうしてまたまた一気に上がる気温のおかげで、至る所でチョウの吸水祭りが繰り広げられている。覚悟を決めて車から降り、何とか撮影するのだが、その度に車の中はアブだらけ!

 皆さんはサラテクトってご存知でしょうか?Fieldは愛用しています。腕と首回りにスプレーしていましたが、羽音が止まることがあって、え?何?と思ったら顔に止まり始めました。ヤベッ!と目を瞑って顔にもスプレーし、これで安心していたら、背中のあちこちにチクチクとやられてしまいました。ダメだこりゃ!もう全身に振り掛けるしか無いわ!

 

ミヤマカラスアゲハ(2017.07.22 蝶多村)


 極め付けはこのエリア。凄いでしょう!ってミヤマカラスの数もさることながら、アブ攻撃も半端じゃありません。何カ所も刺されたのは勿論、車の乗り降りの際に3桁とは言いませんが、少なくても50匹以上が車に乗り込まれました。慌てて車をアブのいない場所まで走らせ、外気を最大に取り入れながら窓から追い払いましたが、ゴメン!20匹以上は凸 ピンしたかも。恨みは無いんですけどね〜。



スジグロシロチョウ (2017.07.22 蝶多村)

 ミヤマカラス以外にもこんなシーンが…。様々な種が一同に…とはならないみたいですね。

 

シータテハ・コムラサキ他(2017.07.22 蝶多村)

 こちらはタテハ系の一団です。チョウって意外に色に敏感ですから、種毎というより、近い色の種が居ると安心できるのでしょうね。あ、そうそう書き忘れていました。依然この場所で、ミヤマカラスが居るのにキアゲハが居ないと書きましたが、今日は20頭ほど見かけました。少し安心!

その2へ つづく

 

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