3連休なんですけど その1(日高町)

コキマダラセセリ(2017.07.15 日高町)


 昨年8月の台風の影響が、ここまでとは…と驚いた先週の十勝の状況。だったら十勝から出るしかない…と日高方面 のポイントへ行ってみようと考えた。もっとも十勝と日高を結ぶ日勝峠が、やはり台風の影響で通 行止めが続いている。しかし、高速道と、十勝南部の天馬街道、黄金道路などは繋がっているから何とかなるだろうと気楽に考えていた。
 勿論、高速道を使うのが一般的だし、当然早いのは判っているが、3連休なんだからのんびり行こう。行きと帰りの道が別 の方が良いだろうと、まず天馬街道を目指して日高入りをした。気温はかなり高かったが、十勝よりはマシ。途中、道の駅でめぼしい物を物色しながらの移動でした。とりあえず最初のポイントでカメラを持ってうろつく。目指すはセセリ類であったが姿を見たのはコキマだけでした。

 

アブ(2017.07.15 日高町)

 目の前をでかいアブが通過。目で追って止まったと思われる場所を確認したら、どうりででかいと感じた訳で交尾したまま飛んでいたようです。その後、小さいアブが飛んで、こちらも一応パチリ!うーん種類が違うようですが、同定はしていません。調べて後日発表しま〜す。



サトキマダラヒカゲ(2017.07.15 日高町)

 Fieldがうろついているのは畑と畑の間の農道ですが、両脇に防風林があり、コナラ、ミズナラが多く、期待していたのはゼフィルス類だったのですが…確かに居ます。でも風が強く、撮影には至りませんでした。で、もう一種やたらと元気に飛び交っているヒカゲ類が居て正体が分かりません。
 かなり時間を費やして撮れた写真がこれでした。サトキマって、イメージでは樹木の幹に垂直に止まっているか、林道で地べたに止まり、吸水・吸汁をしているイメージだったのですが。どうもペア探しの飛翔だったのかと思います。

 

バンビ(2017.07.15 日高町)

 以前もこの場所でエゾシカを見て撮影しましたが、今回も目撃!小さな白斑点が子鹿の証明です。あれ?父ちゃん、母ちゃんは何処?

 

オオモンシロチョウ with イボタ(2017.07.15 日高町)

 イボタの花にシロチョウが止まった。デカイ!オオモンシロだ。10年前には十勝管内どこでも見ることが出来たが、ここ5年間で見かけたのは、昨年の広尾町以来です。あんなに居たのに、何故激減したのか、不思議?今では、見かけたら、撮らなければと思う種になってしまいました。

 

せせらぎ公園(2017.07.15 日高町)

 今日も暑い一日でした。さほどの収穫もありませんでしたが、良いんです。明日も、欲を出せば明後日も時間はあります。早めに切り上げて、Fieldお気に入りのスーパーを覗きました。食材は何も用意して居ませんでしたので、カゴを手に店内をうろつきました。真っ先に白貝(¥223)、ホタテ稚貝(¥153)、礒ツブ(¥290)大好きな貝が安い!あとは、貝を焼くのに必要な醤油と日本酒(北海鬼ころし)とやはり暑いのでビール(エビス・ブラック)。どうせ炭火を熾すなら、小肉(¥333)と葱塩バラ肉(¥375)も買ってしまえ!
 ちょっと買いすぎだよなぁと思いながら、いつものせせらぎ公園へ。でもまだ3時だよ。のんびりやるかぁ。カーサイド・タープを用意していると。小学生が寄って来ました。“おじさん、テント建てるの?”“いや、寝るのは車の中だから、屋根だけ付けるのさ”そんな話をしながら、バーナーで炭火を熾すと、“すごいね、それ(バーナーのこと)”そうして肉を焼き始めたら、“一人焼き肉って良いなぁ”との声が上がった。ふと気付くと仲間が増えて何と6人もが見物している。富川小の5〜6年生と富川中の子も居た。“葱塩肉焼けたけど、食べるか?”“小肉ってどこの部分か知ってるか?これも焼けたけど食べる?”Fieldにやたら興味を持っちゃったみたいで、車の中を物色し、質問が飛び交いながら、まるで焼き肉パーティーになってしまった。
 5時半過ぎに、“そろそろ帰らなきゃ”との声。何でも6時前に家に帰る(学校が決めた)ルールがあるようだ。“おじさん、明日も居る?”“いやー、明日は明るくなったら移動すると思うよ。でも、毎年来ているから、もし、また見かけたら声を掛けてくれよ”“うん、分かった!”しっかりとFieldの車のナンバーと車に貼ってあった会社名を確認して、皆散って行った。ふー、参ったね。でも、ちょいと楽しかったよ。ありがとね〜。さーて、好物の貝を焼きながら、本格的に飲むぞ!


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