クリンソウ畑で(他の生き物編)

カモの親子(2017.06.24 浦幌町 )


 林道脇に池があり、いつもならトンボだらけの場所なのに、トンボの数があまりにも少ない。どうして?どこに行っちゃったの?せめて珍しい種はいない??と探していた時、メスのカモがすーっと移動していた。その後ろを見て驚いた。慌ててかあちゃんの後を追うちびっ子が、1羽、2翅、3羽…えっ、10羽も居るよ。
 最初、個々の間隔はバラバラだったけれど、きっちりと整列しながら、必死におかあちゃんに着いていこうとしている。列を乱すちびっこはおらず、統率されたその動きに感激させられた。しかも、倒木があり、少しブラインドになりそうな場所まで移動すると、その場でおとなしくじっとしている。ん、えっ!Fieldを警戒している訳?どうも失礼しました。さっさと消えます。

 

キタキツネの親子(2017.06.24 浦幌町)

 実は、時々の雨の時間帯は、小川で竿を振っていた。ここまで、塩焼きサイズのニジマスが5匹、一番小さいのはリリースして4匹キープしていた。チョウも本命が現れず。午後になり、そろそろ引き上げ時かなぁと思ったが、刺身サイズが未だ釣れていない。下流のもっと川幅のあるポイントを狙おうと、車を走らせていたら、ワゴン車が道路脇に止まっていた。
 こんな所で何をやってんだろう?と、スピードを下げながら近づくと、そのワゴン車はすーっと走り出して、替わりに目に飛び込んだのがキツネの親子だった。あー、これを見てたんだぁ!



キタキツネのちびっ子(2017.06.24 浦幌町)

 Fieldも車を道の脇に停めてカメラを手に降りた。すると警戒どころか、一番ちびっ子がFieldに興味を持ったようで、目の前まで歩いてきて、しまいには毛づくろいまで始めた。まぁ、メンコいっちゃーメンコイけど、あまりに不用心過ぎないかい?

 

キタキツネ兄弟(2017.06.24 浦幌町)

 ちびっ子より少し体格の良い兄貴(?)も近寄って来ました。するとちびっ子がじゃれついています。迷惑そうな兄貴。
 先程のカモの一家とは大違いで、皆が勝手放題。遠くでこちらを注視しているおっかちゃん、心中お察し申し上げます。みんな元気に育ってね。

 

ニジマス(2017.06.24 浦幌町)

 先程、塩焼きサイズを釣った話をしましたが、今日の夕刻神奈川に住む弟が帰省します。どうせなら北海道らしい物を食べさせたいという思いもあって、どうしても刺身サイズを…と考えていました。
 キツネの親子と別れた後で、今までよりは川幅のある下流で竿を振りました。先程まではスピナーでしたが、大型を期待して9cmワカサギカラーのミノーを付けました。このミノー(疑似餌)をFieldはHANTYと呼んでいます。HANd-crafted by T.Y.の事で、T.Y.はFieldの本名のイニシャル。ここぞという時にしか使いません。で、数投目で、こいつが来てくれました。塩焼きと、刺身で充実した夕食に、1年振りの弟との酒と会話が進んだ事は言うまでもありません。

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