ようやくお天気に…

リンゴシジミ(2017.06.17 広尾町 )


 朝6時起床した。ここ数週間、特に週末に雨が降り、帯広市内の小中学校の運動会に大きな支障を与えていたが、今日は久しぶりに好天気の予報。しかも、千歳からW.N.君が来て、同行してくれる予定で、しかも行く先の広尾では、T.H.先生がご案内をして頂けることになっている。
 7時半、帯広駅でW.N.君と合流し、車を走らせ、9時にT.H.先生と広尾で合流。実は、昨年9月17日にご一緒した3人が再び合流した事になる。

 最初にご案内頂いたのが、リンゴシジミのポイント。ご丁寧に海釣り用のランディング・ネットの竿をご持参され、リンゴシジミの食樹の枝を叩きながら探して頂きました。すると新鮮な個体が複数頭出てくれて、撮影することが出来ました。

 

シロオビヒメヒカゲ(2017.06.17 広尾町)

 リンゴシジミのポイントで、気になったのがシロオビヒメヒカゲとギンイチモンジセセリでした。その話を聞いたT.H.先生は、シロオビヒメヒカゲなら近くに別 のポイントがありますよ…と教えて下さった場所で撮った写真がこれ。(写 真としては大したことは無いのですが、この白い帯の幅をご記憶下さい)

 

シロオビヒメヒカゲ(2017.06.17 えりも町)

 次に目指したのはえりも町の林道です。昨年、FieldとT.H.先生がアサギマダラを見つけた場所です。あわよくば、北海道に渡って来たばかりのアサギマダラに出会えないかとの期待で、林道をゆっくりと往復してみましたが、結論から言いますとハズレでした。吸蜜に適した花が無かった…と云うのが結論です。もしかしたら林道ではなく、海岸線を探すべきだったのかも知れません。
 唯一蝶が溜まっていた場所にシロオビヒメヒカゲが居ました。T.H.先生が最近撮った写 真で“白帯の幅が狭い気がする”と仰ってましたが、確かに先程撮影したシロオビとは幅が違うようです。実はこの種、札幌近郊産と道東産では別 亜種とされていて、札幌近郊産の方は白い帯の幅が狭く、道東産は幅が広いとされています。この写 真の白帯の幅は、どちらかというと札幌近郊産亜種に近いように思いますが、何で???

 

豊似湖(2017.06.17 えりも町)iPhone

 アサギマダラを諦め、豊似湖を覗きました。昔から耳にしている湖の名前ですが、実際に行った事が無かったもので…形がハート型で知られる湖ですが、この看板の影にはカップルの姿がありました。また釣り目的の方々が多かった印象です。

 

夕食(2017.06.17 中札内村)iPhone

 その後もT.H.先生には、リンゴシジミの食樹が生えている場所をお教え頂きましたが、残念ながら姿はありませんでした。
 T.H.先生とお別れした後、広尾のスーパーを覗きカニなどを仕入れ、明日の活動予定の中札内まで走りました。タープやテントを組み立て、炭火を熾して夕食開始。右、ハナサキガニ、左クリガニ、中央ジンギスカン。他小肉や焼き鳥と続きます。あ、お話も……つづく。


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