北へ(帰路編その2)
ヒメギフチョウ(2017.05.04 北邦野草園 ) |
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野草園に来て、あっさりとヒメギフの写真が撮れ、こりゃヒメギフ祭りになるんじゃないかと期待をしました。確かに数は多く目にしましたが、なかなかシャッターチャンスには恵まれません。で、いろいろ考えたのですが…普通
、朝のうちは日当たりの良い場所に止まり、日光浴をして身体を温めます。これがチャンスその1です。しかし、動かないので写
真を撮るのは楽ですが、画像的には枯葉の上や路上だったりして魅力には欠けます。ところが今日は一気に気温が上がり、日光浴の必要が無かったようです。
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ヒメギフチョウ(2017.05.04 北邦野草園) |
当然手頃な植物(オクエゾサイシン)を見つけると産卵します。必ず葉の裏に10個程度産みます。 |
ヒメギフチョウ(2017.05.04 北邦野草園) |
一方オスは、地上1mくらいをジグザグに飛び、何かを探しているようです。探しているのは…そうメスです。メスを見つけると、襲うようにアタックして地べたに落ちて交尾しようとします。正にそのシーンが上の写 真です。(もっともこの写真のオスは振られて、すごすごと飛び去りました) |
クジャクチョウ(2017.05.04 北邦野草園) |
オス・メスがこうして活発に行動する時間帯は、あまりシャッターチャンスは無く。他の蝶を撮影したりしてお茶を濁します。そんな時間帯、にある人と出会いました。遠くで姿を見た時には、わー、あのお兄ちゃんでかい玉
(レンズ)持ってるなぁと思いました(失礼!)が、近づいてみたら女性でした。(ゴメンね…大汗)
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ヒメギフチョウ(2017.05.04 北邦野草園 ) |
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私の狙いは、ヒメギフの活動が落ち着き、お腹を空かして花の蜜を吸いたくなる時間帯がきっと来るであろう事を期待して粘りました。Keiさんは午後1時過ぎに引き上げましたが、Fieldは午後2時過ぎまでかんばろうと思いました。Fieldの思いは“姫”にお似合いの十二単。つまりヒメギフチョウにお似合いのカタクリの花にとまる姿を広角レンズで、10数cmの距離からシャッターを切りたいとの思いでした。しかし、今回は…いや、今回もそのチャンスは有りませんでした。残念! |
上富良野(2017.05.05) |
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ま、宴会の状況を書いても、Field Note の主旨と離れますので止めておきますが…楽しく盛り上がった事は間違い有りません。で、爆睡後…取りあえず昨日は姫には会えましたが、気になる場所がありましたのでそちらを目指しました。線路脇の傾斜にカタクリが咲いていました。そう、ここもヒメギフの生息地なのですが、少しお暇をしていました。
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ヒメギフチョウ(2017.05.05 上富良野) |
結局、1時間程度でしたが、3頭目撃し、1頭はカメラに納まってくれました。あー良かった!ここのヒメギフも命を繋いでいてくれたのね。 |
ワカラン鳥…キジバト?(2017.05.05 上富良野) |
今回の“北へ”のドライブは、会いたい人に会え、会いたい蝶に会え、概ね満足できる小旅行でした、うーん、満足!さて帰ろうかなぁと思った時、何やら鳥の鳴き声が聞こえました。線路を挟む森に2羽の鳥さんを発見。時折鳴き声を上げているのはオスでしょうか?羽を広げて見せたり、小さな円を描くように飛んでみたり…求愛行動のようです。どちらさんか存じませんが、ガンバレよ! (北へ…おしまい) ※追記:ここまでの走行距離は930kmでした。よく車屋さんに言われるんですよ、5,000km毎にオイル交換して下さいよ…ってね。数日で1,000km走ってしまうFieldには、どうも納得いかないんですけど…過去には2日間で2,000km走ったこともありますしね…それでも 5,000km毎でないとダメですかねー? どなたかご指導を! |