期待して…

ミコアイサ(2017.01.07 帯広川)

 1/3 帯広川でカモ類は少なかったけれど、意外と多くのオオハクチョウを見た。あのハクチョウは夜はどうしているのだろう?もしかして、夕刻になるとカラスのように塒に帰るかなぁ?だとすると夕焼けの中を群れ飛ぶ姿が見られるんじゃないかと云う気がした。
 風も弱く、夕焼けも見ることが出来そうなお天気。日の入りは16:11くらいだろう。午後2時、満を持して帯広川を目指した。堤防沿いの一本道を人気の無いところまで車を走らせ、車を反転させることの出来そうな場所まで行って陣を張り、カメラを手に川を覗いたら、前よりハクチョウが少なくカモ類がやや多い印象。久しぶりにミコちゃんの姿が見えた。

 

コガモ・キンクロハジロ(2017.01.07 帯広川)

 続いてコガモの集団とキンクロハジロの姿も発見。…と書いてはみたものの、実は…うーんと、あれ何だっけ?えーっとアンタ誰だっけ?カモちゃんに会うのは久しぶりではあるが、街を歩いていて挨拶をされ、確かに顔に見覚えはあるのだが、えーっと、あの人誰だっけ?と同じボケ症状じゃないか?ヤベッ!!

 

カワアイサ(2017.01.07 帯広川)

 そしてカワアイサ。(あ、左のは不明種です)うーん、しかしマガモ、ヒドリガモ、カルガモ、オナガガモのような、かつて普通 に見ることが出来る種が見つかりません。やはり昨年の台風の影響などで、環境が大きく変わったのでしょうか?


夕景(2017.01.07 帯広川)

 さーて、夕陽が一段と赤味を増してきました。間もなく赤味のかかった空を背景に鳥たちの飛ぶ姿が見られるんじゃないかと、想像して期待でいっぱい!でも、不安もいっぱいありました。実は、電池です。下の写 真はドローンからですが、もっと高く飛ばして撮影したかったのに、直ぐに出力ダウンで高度が上がりません。そしてカメラの電池。家を出る前に電池の残量 60%以上でしたので、安心していましたが、外で使うとみるみる電池交換を促すイエローランプが付くのです。仕方なく、エンジンをかけ、ヒーターの送風が当たる所に予備のバッテリーを置いて、先程から交互に使用しているのです。
 更なる不安が、この一本道。一応除雪したらしき道が一本で、後は自慢の4WDで試走したかのような道があるだけ。ところが意外と多くの方々がこの道を利用しているのです。ワンコの散歩とか、ウォーキングとか…更には、一体何の目的なのか、Fieldが陣取ってから間もなく2時間の間に十数台の車がが行き交い。…と言ってもすれ違えずに、ジャンケンで負けたのか延々とバックを強いられている車も見ています。

 

夕焼けの中を泳ぐ(2017.01.07 帯広川)

 午後4時過ぎ、陽は完全に沈み、暗さと赤さが増しましたが、残念ながら鳥さんの飛翔は見ることが出来ませんでした。タンチョウが川の中で、立ったまま夜を過ごすシーンを見たことがありましたが、まさかオオハクチョウは川の中で泳ぎ続けて夜を明かすハズは無い!この帯広川は両岸が護岸されているから、きっとどこかへ移動すると思い込んでいたのですが…
 護岸された岸際の僅かなスペースにうずくまり翼の中に顔を突っ込んで丸くなっているオオハクチョウを何羽も見かけました。あ、そうでしたか…

 期待は外れました。近場で良い思いをしたかったFieldのご都合通りには行きませんでした…残念!!!

 

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