シーズン終盤、淋しいね


エゾリス(2016.09.19 幕別町)

 世の中シルバーウィークだとか。昨年の今頃は沖縄を満喫していた。…で、今年は?実は稚内行きを計画していた。今年のField Noteで“西へ”“東へ”“南へ”と書いたら“北へ”も書かなければ…そして、昨年沖縄へ行ったこのタイミングで“北へ”を書きたいと考えていた。稚内の知人と連絡を取り、天気予報と睨めっこしていた。ところが傘マークが外れない、最高気温が13度という日もあり、断念!Fieldのぶらり旅は、きっちりとした予定も無く、行き当たりバッタリで、川があれば魚を釣り、地元のスーパーを覗いて、見たこともない食材を買い、腹が減ったら炭火を熾して焼いて喰う。疲れたら車中泊かテント。そんな旅なもので、天気が悪く、気温が上がらないのはカンベンしてよ…という事で、稚内の知人には詫びメールを書いた。
 とりあえず、初日はお天気の良い広尾で過ごしたが、まだ2日ある。2日目は雨降りで気温も上がらず、寒くて自宅でゴロゴロ。そして3日目、朝6時に、
久しぶりに夢を見て目覚めた。宝くじが当たった夢だった。なーんだ夢かと、またウトウトしたが、これで3連休が終わっても淋しいよなぁと起きあがったが、予定は何も無い。
 とにかくどこかへ…と車を走らせて10分。幕別町の公園に寄った。すると車を駐車場に止める前にエゾリス発見!慌てて駐車場に入って直ぐに駐車して撮影したのがこの写 真。クルミをあちこちに埋めている様子だった。

 

モンシロチョウ(2016.09.19 幕別町)

 この公園に来たのには訳がありまして。広尾のイチモンジセセリ祭りで、このセセリの次世代が100km離れた十勝の内陸で10月中旬に見られるのだと考えたFieldの考えが正しかったのか、それとも今年は既に内陸まで発生しているのか?それを確認したかったというのも、ここに立ち寄った理由でした。結果 、1時間ほど歩き回りましたが、イチモンジセセリの姿はありませんでした。
 代わりにモンシロが大発生していました。これ程多くのモンシロを一度に見た記憶が無い程でした。


モンキチョウ(2016.09.19 幕別町)

 次に多かったのがモンキチョウですが、この公園からさほど遠くないField Noteに登場する“合流点”では11月まで多くのモンキを見ることがありますので、特筆するほどではないという気がします。

 

ベニシジミ(2016.09.19 幕別町)

 他に見たのは、クジャクチョウ少々。そしてベニシジミ1頭でしたね。

 

クジャクチョウとオオハンゴンソウ(2016.09.19 蝶多村)


 次に寄ったのが蝶多村ですが、林道入口が台風の影響で工事中でした。迂回路があり何とか入ることが出来ましたが、スジグロシロとヒョウモン類が僅かに姿を見せてくれただけでした。倒木などは少しだけで、台風の影響は最小限で済んだような印象です。
 特にめぼしいものは無いなぁと思った時、オオハンゴンソウにとまるクジャクを発見。派手な蝶だといつも思っていましたが、オオハンゴンソウの真黄色とのコントラストは、一層その派手さを強調しているようで、つい沢山のシャッターを切ってしまいました。

 

サルナシ(2016.09.19 蝶多村)

 蝶多村を歩いていて、そういえばサルナシをここで見たよね。(2016.7.24)そろそろ良いんじゃない?そんな思いでサルナシポイントへ行ってみましたら、沢山の実を確証していたのに、何で?というくらい少なく、しかも手に届きそうにもない場所ばかり。これも台風の影響でしょうかね〜。残念!

 

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