東へ(帰路編)


チミケップ湖(2016.07.17)

 え?昨夜?道路脇のPです。車中泊でしたね。いやー折角根室まで行ったのに、どこかで魚貝系を買うんだったと反省しながらジンギスカンと焼き鳥を食べ、爆睡しました。…で、翌早朝のチミケップです。曇り空で気温15度。でも風が無く湖面 に波が無かったので、カメラを向けてみました。チミケップには一体何度来たのか分からないくらい来てますが湖面 にレンズを向けたのは初めてかも知れません。遠景の緑、反射した緑と手前の緑、面 白いかもね。でも、ここの問題は湖の岸には樹木がびっしり生え、湖、そして対岸を見ることが出来る場所がないのよ。自然そのもので悪くはないのですが、もう少し観光に気を遣って欲しいなぁ。


コキマダラセセリ(2016.07.17 北見市)

  チミケップの脇を抜けて、停まったのは某原っぱ。いや昔からキャンプ場にテントを張るのが嫌いで…嫌な思いも多くてね。夜中まで発電器を持ち込んでカラオケをする奴等とか、ロケット花火がテントに落ちたとか…で、テントを張るのは人気(“にんき”じゃなく“ひとけ”ね)のない場所ばかりでしたからね。かつて子ども連れで幾度かテントを張った場所が懐かしくて車を停めた訳です。
 湯を沸かし、コーヒーを入れ、朝食はパンです。いや普段から…そうだね40年以上、朝食はパン食ですよ。そこで気温が上がるのを待ちましたが、これがなかなか。 ようやく8時頃、動きがありました。コキマダラとエゾシロチョウが飛んだのですが、エゾシロはかなり擦れてましたね。

 

オオチャバネセセリ(2016.07.17 北見市)

 見た目のサイズから、コチャバネと思いながら撮影したのですが、どうもオオチャバネだったようです。8月に多く見られる種なので、ちょいと早めの発生ですね。

 

キバネセセリ(2016.07.17 北見市)

 キバネの♂で、生まれて間もないようです。キバネは大抵の場合、複数匹で見かけますが、今回は単独。未だ出始めだからでしょうか?ついでながら花はガガイモ科のイケマです。

 

シータテハ(2016.07.17 北見市)

 シータテハ夏型ですね。普段あまりカメラを向けていなかったのですが、特に夏型は撮っていなかったようで、今更ながらに反省!

 

リンドウ?(2016.07.17 北見市)

 林道脇に咲いていました。林道だからリンドウ?ま、オヤジギャグは置いといて…リンドウは秋だよね。もっと濃い紫色だよね。とにかく手持ちの野草図鑑には載って無いみたい。でも、魅力ある花だよナァ。もしかして、栽培種だったりするのかなぁ?誰か教えて!

 

ヒョウモンチョウ(2016.07.17)


 メマツヨイグサに蝶が止まりました。この花を吸蜜する蝶はとても珍しいのでカメラを向けたのですが、その時はコヒョウモンかと思いました。しかし、“コ”の無いヒョウモンチョウのようです。Fieldが行動するエリアでは、圧倒的にコヒョウモンが多いので、少し多めにシャッターを切りました。


スカシユリ(2016.07.17)

 どれも普通種と言えばそれまでで、期待する希少種には出会うことがありませんでしたが、まあまあ楽しめました。先週は“西へ”行き、今回は“東へ”行ったのですが、走行距離は670kmでした。距離が少し少ない分、やはりFieldの住む地は道東なんだなぁと、実感しましたね。
  何としてもあそこへ行って、○○を撮るぞ!という強いプレッシャーもなく、気の向くままの風来坊は、様々な気付きがあったりして、たまには良いんじゃないと感じましたね。

※そうそう、前号の回答です。 厚床〜初田牛〜別当賀です。ここでも気付きがありまして、別 当賀は“べっとうが”だと信じていましたが“べっとが”が正しいようです。これまたアイヌ語で“ペッ・ウッカ(川の瀬)”に由来するようです。他の2駅名もアイヌ語ですが、長くなりそうなので、ここまで。

 

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