東へ(往路編その2


フタスジチョウ(2016.07.16 根室)

 …で、先程の繰り返し。花が咲いてると車を停め、林道を見つけると覗き…です。トリアシショウマも真っ盛りで、シモツケ程ではありませんがフタスジが来ていました。撮れた写 真がこれですが、空撮?いえいえシャッターを切るのが少し遅れただけですって。でも、面 白いでしょ。


コキマダラセセリ(2016.07.16 根室)

 最近、Field が未だ撮っていないチョウの名前をリストで見ると、セセリ類とシジミ類が撮れていないと思うのですが、これって、小さなチョウをないがしろにしてたって事?それとも、セセリ・シジミに希少種が多いって事?まーいずれにしろ少し意識して撮ろうという思いであります。

 

ウラギンヒョウモン(2016.07.16 根室)

 十勝で、この手のヒョウモンチョウを見ると、十中八九ギンボシですが、こちらウラギンです。十勝の内陸部でも見かけることはありますが、どうも太平洋に面 している地域で見かけることが多いような気がしますが、気のせいでしょうか?
 ついでながらチョウにあまり詳しくない方に…4本脚で立っているのが分かりますよね。これって前脚が退化してるのですよ。知ってました。いや、よく学校の先生に知らなかった〜!と言われるものでね。

 

ウスバシロチョウ(2016.07.16 根室)

 知らなかった〜と言えば、Fieldも今回知らないことに気付きました。このウスバシロですが、襟裳より西側の海岸地帯と十勝中部だけに棲息していると思ってましたら、ピョンと飛んで根室にも居るんですね〜。しかも、ヒメウスバは逆に釧路・根室には居ないことになってました。
 上記の事は、Fieldが知らなかったというだけのことですが、驚くべきは、何でこの時期に新鮮な個体が居るの?って事。普通 この種は5月末から6月に発生するハズですよね。今は7月の中旬ですよ〜。やはり根室も天候がぐちゃぐちゃで、例年とは違う時期に発生しているって事なんでしょうか?

 

カラフトタカネキマダラセセリ(2016.07.16 根室)

 写真は2枚とも♀です。どうしてか、Fieldの撮ったカラフトタカネは圧倒的に♂の写 真が多かった事に気付いてましたので、意識して♀を狙ったのです。それから、上の写 真ですが、おそらく産卵シーンであろうと思って撮影したのですが、蝶が飛んだ後で、チェックをしてみましたが卵は発見できませんでした。残念!

 

カバイロシジミ(2016.07.16 根室)

 本州からの方に、カバイロって何処に行ったら逢えるのかとよく質問されますが、これが結構辛い質問なのです。大抵の蝶はまず食草がある場所に居るのですが、この蝶の食草はクサフジなのです。で、クサフジは北海道の河川周囲には普通 に咲いていますので、それが何処と言われてもね〜。何処にいても不思議じゃない代わりに、どこでもさほど数多くは居ないという、難しい奴なのよ。北海道固有種だから、力が入るのは分かりますがねー。地道に歩くしかないかもよ。

 

ヒメシジミ(2016.07.16)

 今回根室を目指したのは、ブルー系のシジミに会いたかったというのが本音でした。例えばアサマシジミとかね…かつて撮影した場所も当然探しましたが見つかりませんでした。いや、それがさー蝶が…ではなく、情けないことに撮影した場所が見つからなかったのよ。人の手が入って分からなかったのか、ボケなのか…トホホ。
 きっとこの辺りだったハズと思える場所に行ってみて、食草のナンテンハギも少ないながら開花をしている確認は出来たのですがねー。先程のウスバシロのように発生時期がズレちゃったのかも知れないしねー。残念ながら根室での蝶探しはここまでかなー。

 

はったうし駅(2016.07.16)

 移動中に見つけた駅舎です。小さいながらも、ま−普通 でしょうか。でも、この看板を見ていて思ったのですが、この3つの駅名を漢字で書ける人ってどれだけ居るかナーと思ってね。意地悪く“はったうし”の漢字にもボカシを入れてみた次第です。まー地元の人は分かるかもね。でも、北海道人でも書ける人は少ないかもね。

※答えは次号ね。

 

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