趣味レーション

ベニシジミ(2016.05.21 蝶多村)

 実は明日、千葉からT.U.さんが見える。十勝でジョウザン・チャマ・エゾヒメ等を撮影し翌日は、アポイでヒメチャを撮影し千歳から戻られるという強硬スケジュールだ。お会いするのは初めてだったが、Fieldの方からガイドを買って出た感じである。最初、楽勝で目的は達成できると思っていた。ところが、どうもおかしい!…と先週から思い始めた。何だか不安だったもので、明日のために完全シュミレーションをしてみようと考えた。
 千歳に降り、レンタで帯広へ…到着は正午くらいだから、その時刻に出発し、まずはチャマ狙い。山菜採りおば様と遭遇した。やはり2週間くらい早いねと仰っていた。不安が過ぎるなぁ。その時飛んだのがベニちゃん。え?やっぱ早くない?(後で調べてみたら、十勝でのベニシジミ初見の最速記録でした)

 

ツバメシジミ(2016.05.21 蝶多村)



 チャマダラセセリを探して、歩き回りました。このポイント、所々に水溜まりがあり、そこで吸水しているハズなんですが…歩き回ったり、行ったり来たりした結果 、チャマの姿はゼロ!何で??食草のキジムシロは満開に咲いているのに…。かつてチャマがキジムシロで吸蜜しているシーンも何度か目撃してますので、 仮に、発生が1〜2週間早かったにしても、ゼロってこたぁ無いでしょう!意味ワカラン!!


キアゲハ(2016.05.21 蝶多村)

 その後、付近をうろついていてキアゲハを目撃。そこで思ったのですが、先週もキアゲハを目撃していますが、同時期に発生するハズのミヤマカラスの姿を今年は未だ見て居ません。これも不思議!何で??
 ここで2時間経過してしまいました。チャマにかけられる時間はここまで。次の目的地へ移動する時刻です。完全シュミレーションをするなら、ここからジョウザンシジミのポイントへ向かうべきですが、ジョウザンには、まず不発は無いでしょうから、確実なチャマ代替えポイントを確認すべきかと思います。しかも、ここからジョウザンポイントの、どこか中間地点が理想でしょう。

 

ジョウザンシジミ(2016.05.21 帯広市)

 そこで思い出したのが札内川の堤防です。かつてはチャマの有名ポイントで、ヒメシロも期待できます。しかし、久しぶりだなぁ。ところでこのポイントで出会った方が…W.N.さん。望遠レンズを装着したカメラに三脚持参でした。珍しいなぁ、チョウの撮影に三脚?そう云えば虫林さんも三脚持ち歩いてたよなぁ、でも他には見たことがありません。
 彼は帯畜大生で、礼儀正しい爽やか青年でした。チャマのことを聞いてみると、先週は1頭だけ見ましたが、今日はダメです。キジムシロも少なくて…。確かに…かつては点々と見えた黄色い塊は、あそこに一ヶ所、こっちにもう一ヶ所…と淋しい限り。ありゃぁヤバイなこりゃ!
 一方でジョウザンシジミが居ました。以前から居ることは知ってましたがなんだか少し増えてるかも?ここのジョウザンはホソバのキリンソウではなく、ここに自生するムラサキベンケイソウを食草としているようです。こんなところでシュミレーション終了。明日が本番なのですが、どうなることやら、不安でいっぱいです。

 この夜北海道に来ていたS-MOTOさんと 夕食をご一緒しました。言うまでもなく蝶談議に花が咲く!ってヤツです。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。S-MOTOさんに感謝です!!

 

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