アウトドアの醍醐味

ツマキチョウの交尾(2016.05.014 帯広市岩内)

 目的地に着いて直ぐにシロチョウの卍飛翔を見た。エゾスジグロより小さく見えた。もしかして早速ツマキ?2つの個体がくるくると回転しながらヨモギの群生している中に消えた。10秒、20秒…出てこない。どうしたの?駆け寄って、このへんだったよなぁと目を懲らしたら、あは、居ました。簡単にペアになっちゃってました。早業!
 撮影するには面倒な場所でしたが、全く動く気配もないので、じっくり撮影が出来ました。取りあえず、来た甲斐があったってもんです。

 

ミヤマセセリ(2016.05.014 帯広市岩内)


 林道を、ヒョンヒョンと不規則な飛び方をする蝶。セセリだよなぁ…と暫く後を着けていると、漸く着地してくれた。ミヤマって何だか久しぶりような気がします。知らない人が見たら十中八九蛾でしょうと言われそう。特に前翅は渋すぎる柄ですけど、何だか良いなぁと思いましたね。


シラネアオイ(2016.05.014 帯広市岩内)

 山道を登っていて、下を見たら小さな流れの近くに薄紫の大きな花が見えた。実は登るのをどうしようと思いながら歩いていたので、この花を見た途端に“登るの、止ーめた”と花のせいにして下りることにした。
 ところが花の手前に泥濘があり、ハーフブーツがヤバイくらい埋まりながらたどり着いた。やはりシラネアオイでしたか、美しいものに出会うには、それなりの障害があるのね。ところで、先程からチャマダラセセリに会えないかと思いながら歩いていたのだが、どうも空振り状態。ならば河岸を変えてみましょう。

 

ニジマス(2016.05.014 帯広市岩内)

 という訳で河岸を変えたら、こういう事になりました。いつぞや30cmクラスを数本釣った事のあるポイントでしたが雪解けの増水で川幅も広がりガンガン流れで、こりゃムリかなと思いながらもカーブの流れが緩くなった場所を、居るとしたらここしか無いと、しつこく攻めた結果 です。
 体高も、肉厚も充分な40cmオーバー!しかもこのレインボウ・カラーもお見事!こりゃ刺身だな、それと骨周りは塩焼きに決定!いやー、実はさ、右手で竿が振れるかというトレーニングのつもりだったのですが、 このサイズが上げられたので自信が付きました。もっとも、遠投とかコントロールとかにはまだ問題はありましたがね。いやー嬉しかったぁ!予定より早めに帰らなくては。クーラーはありますが、氷までは用意してないもんでね。

 

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