久しぶりの沖縄5(高江 Vol.2

リュウキュウアブラゼミ (2015.09.19. 高江)

 Fieldの住む十勝で、たった一度しか見たことのないアブラゼミ。これは見た目、アブラゼミ素人の私にはアブラゼミそのものですが、啼き声を聞くと、ん?あれっ?何か変だぞと気付くくらい違っています。(お聞かせ出来ないのが残念)

 

マダラコオロギ(2015.09.19 高江)

 この種もかつて比地で撮影したことがありました。確認したらやはり南西諸島固有種でしたが…あれ?コオロギ科と書いているサイトとマツムシ科とするサイトと有りますね〜。さんざ見まくった結果 名前はコオロギでもマツムシ科とするのが多いようです。しかし、これはマツムシをコオロギ科の中に入れるか、別 の科にするかという意見の相違によるもののようですね。


オオハラビロトンボ(2015.09.19. 高江)

 akinoさんがじっとこのトンボにカメラをむけられていたので、私も撮影。棲息の北限は宮崎県ですが、数が少なく絶滅危惧種のようです。

 

リュウキュウウラナミジャノメ(2015.09.19. 高江)



 さっぱり蝶が登場せず、失礼しました。しかし、ありとあらゆる稀少な生き物が、次々と登場するもんで目がテン…状態でした。で、お待たせの蝶ですが、ウラナミジャノメの中でも最も評判の高いリュウキュウウラナミジャノメ。こんなに居て良いのかというくらい出会うことが出来、しかも新鮮な個体が殆どでした。開翅するシーンをムービーで…と欲張った結果 、静止画の開翅を一枚も撮ってなかったことに気付き、一番下の絵はムービーからの一コマを拝借。(結構使えるじゃん)

 

不思議な物発見(2015.09.19. 高江)

 何かの部品が落ちているのかなと思って見過ごしたが、同じ物がまた有った。何これ?akinoさんがマングース捕獲器だと教えてくれた。確かに「マングース防除事業」のシールが貼ってありますね。ハブを駆除する目的で人為的に持ち込んだマングースを、今度は外来種だからと駆除しているらしい。全くデタラメな話じゃないですか。この地球上のあらゆる生物繁栄の為に真っ先に駆除されるべきは人類なのではないかという気がしてきます。

 

看板(2015.09.19. 高江)

 高江のあらゆる種類の生き物たちが豊かに暮らしている森を抜けた所にテントがある。そこで地元の方ともお話をすることが出来ました。そして、この看板を見て、少しホッとした気持ちになりました。(もっとピリピリしているかと勝手に思っていたので)
 Fieldには、思想的背景も宗教的背景も政治的背景も何も無い。ただただ、ここの森や森の周辺に息づくあらゆる生き物…当然地元の方々を含めた全ての動植物が、穏やかにそして健やかに生き続けられる環境を保持して欲しい、壊して欲しくないという思いを込めて、テントの中で来訪者のノートにサインをさせていただきました。

 

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