ショック!

ミヤマアカネ・ナツアカネ(2015.08.08. 蝶多村)


 ゼフィルス類に会いたいと思い、蝶多村方面 を目指した。途中寄った士幌川堤防で沢山のトンボを見た。ハッとするくらい真っ赤なアカネ類だった。真夏日の多かった十勝も、秋が目の前なのかなーと感じた。

 

イブキヒメギス・コエゾゼミ(2015.08.08. 蝶多村)

 足元にバッタ。えっ!カマドウマ?と一瞬思ったが、どうも様子が違う。どうやらイブキヒメギスのようだ。次ぎに目にしたのがコエゾゼミ。鳴き声は聞いていたが、姿を見るのは久しぶり。

 

キビタキ(2015.08.08. 蝶多村)

 実は蝶多村に通 称…というか勝手に“ダニ山”と呼んでいる場所がある。ここに来るとまずダニに出くわす事を覚悟しなければならないのだが、過去にジョウザンミドリ、オオミドリ、エゾミドリ、ハヤシミドリ、ウラジロミドリ、アイノミドリを確認している。ダニを警戒して暫く来ていなかったが、背に腹…を覚悟して久しぶりに覗こうと腹を括って行っててみた。
 林道に車を乗り入れたら直ぐに鮮やかな黄色が目に飛び込んだ。車を停めカメラを手に歩いたら間もなくキビタキを発見。幸先が良いぞ〜と感じたが、肝心のポイントでたじろいだ。そこは林道から獣道のような場所を歩くのだが、その獣道さえ無くて、薮漕ぎ状態だった。
 それでも頑張って歩き回ったが、木々が大きく成長し、鬱蒼とした暗闇の中をさまよう状態。そのうち方向間隔も無くなり汗・汗・大汗!ダメだこりゃ!かつてSENNSEと一緒に訪れた場所だっただけにショック!

 

ミヤマカラスアゲハ(2015.08.08. 蝶多村)

 ゼフを諦めいつもの定点観測地点へ…。ノリウツギ(サビタ)があちこちで満開だった。ここで驚いたのがミヤマカラスアゲハ。ノリウツギでアゲハ類が吸蜜するシーンを初めて目撃した。
 半世紀以上蝶の姿を見ていたつもりだったが、甘い!きちんと観察できていなかったんじゃないのか?今後は吸蜜植物と蝶をテーマにすることが必要かもと感じた。

 

サカハチチョウ(2015.08.08. 蝶多村)
 

 エゾノシモツケソウにサカハチがとまった。逆さにとまると“八”この姿こそ正しい!なんちゃってオチャラけている場合じゃないことに気付いた。
 実はFieldがメインで使っているカメラ…SONYのα55なのだが、2年程前にファインダーを覗くところに付いているアイカップが落っこちてしまって行方不明だった。そこで、今は殆ど使っていないMINOLTAのα7のアイカップを外して代用していた。装着部分は同じ規格で、まぁちょいとゴツくて見栄えが悪かったが使用上問題はなかった。
 ところが1ヶ月程前に、やっぱ見栄えが悪いよなぁ〜。いつもお世話になっている愛機なんだから、純正のアイカップを買おうと思い立ち、カメラ屋さんを通 じて取り寄せて貰った。 さすがに純正品はバランスがしっくり来るね〜と思っていたのだが…。本日また紛失してしまった。落とした場所が林道なのか、草原なのか、探す術もなく…ショック!!

 


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