4年ぶりの大雪山 その1(プロローグ)

登山口(2015.07.11. 大雪山赤岳)

 2011年7月…最後に赤岳に登ったのは、今調べてみたら4年前でした。その後医者に高山禁止、単独なんて以ての外と言われて、それから3年半。もうそろそろ良いんじゃない?実は、5月末のアポイはその小手調べでもあった…アハ…。で、例によって天気予報と睨めっこしていたが、何!最高気温30度超え?良いんじゃない。決めた。
 朝4:00起床、トーストとトマト・ジュースで軽く腹ごしらえをして4:30自宅を出た。2時間で大雪湖…で、登山口は…れれれ!
どこだっけ?何とも情けない。車のスピードを落とし、んとぉ、ここでもないし、ここでもないし…(汗)そのうち銀泉台の看板が見えてきた。そうそうここだよ、そう言えば登山口はそんな名前だったわ。(ダメだこりゃ!)

 

ウコンウツギ(2015.07.11. 大雪山赤岳)
 

 舗装道から砂利道に入り30分。先行者が居るらしく、道にはもうもうと土煙が舞っていた。って事ぁ風もないって事で…愛車は埃だらけになったが、ま、良いんじゃないですか。駐車場に車を停めるが、かなりの数の先行者がいらっしゃる。身支度を整えて、入山手続きを済ませたのが、7:08。しかし、ちょいと寒いぞと思ったら気温は14度。天気予報の30度超えに調子に乗って半袖しか持って来ていない。アホですね〜早朝はそんなに暑い訳もなく、登山者失格です。ぐしゅん!
 写真は登山口近くに咲いていたウコンウツギ。ウコンって沖縄では“うっちん”で、Fieldはうっちん茶が大好きなのだが、北海道ではまず手に入らない。汗だくになった時
のうっちん茶は格別 なんだけどなぁ。今日はポカリスエットで我慢するしか無い。残念!(ウコンはショウガ科で、この花とは関係が無く、単に連想しただけです。はい)

 

雪渓(2015.07.11. 大雪山赤岳)

 登り初めてすぐに息切れが…だろうとは思ったけどね。どーも片方の鼻が詰まっていて呼吸困難というか、酸素不足気味。何度も足を停めティッシュで鼻をかみかみ…うーっ辛い。それにしても雪が多い気がする。積雪量 が多かったとは聞いていないから、雪解けが遅かったって事だろうね。平地でも6月は気温が上がらなかったからなぁ。
 ところで、Fieldの先行者…そうそうこの青いスパッツの方、何と75歳だそうです。
滝川からで、先週も登ったとか…いや恐れ入りました。ってか、勇気づけられましたね。そか、Fieldもまだ15年 は登れるか…いや、精進すればってことですけどね。

 

チングルマ・ユキワリコザクラ(2015.07.11. 大雪山赤岳)

 雪渓は4つほど大きいのがありましたが、その前後にはこんな花畑も見られました。しかし、数も種類も少ない気がします。Fieldが赤岳を目指すのは植物層の多様さからで、勿論登るからには天然記念物の蝶4種が主目的ではありますが、それだけなら黒岳の方がずっと楽です。ロープウェイもリフトも有りますしね。苦労の多い赤に来たからにはキバナスミレやヨツバシオガマ・ウサギギク等ももっと見たかったなぁ。ちょいと残念。

 

何だぁ?(2015.07.11. 大雪山赤岳)

 休憩中に頭上に止まった鳥さんんです。ん?何だっけ?アンタ誰よ??一瞬キツツキの一種かと思ったのですが…

 

ホシガラス(2015.07.11. 大雪山岳)


 間もなく正体が判明しました。いや真下からの目撃は初めてだったもので、ポリポリ…。いやーボケですかねぇ、かつてこの赤岳でお会いしたことはあったハズなんですけどねぇ。でも、こうしてしっかり撮影できたのは初めてのようです。いや今後ともよろしくお願いします。

 写真の枚数が多くなりそうなので、ここまでを“その1”とさせていただきます。ちょいと多忙なもので、一気にはまとめられないと思いますが、よろしくお願いいたします。予告“その2”はウスバキ特集になりそうです。はい!


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