元気が出ないよ

ホオズキ(2015.07.04 帯広市)

 昨年裏庭にホオズキを見つけた。経緯は判らないが、ちょっと嬉しかった。そして今年、ちょいと期待していたが、5本ほど花を咲かしている。考えてみたら、ちゃんとホオズキの花をちゃんと見たことがなかったので、撮影してみた。そっか、こういう花だったんだぁ!
 で、何科?と思ったらナス科でしたか…。ホオヅキの名は「頬づき」で、「づき」は顔つきとか目つきの「つき」とか、ふっくらとした赤い頬ですか…でも何で「鬼灯」なんて書くんでしょうね?分からないことはまだまだありそうです。
 写真を撮った後、そのままカメラを持って少しお出かけしようと準備をしていたら、何と雨が降りだした。どうも“おぼしめし”ってやつだなぁと思った。実は、月曜日に完成させなければならないお仕事がちょっとだけ入っていた。はいはい分かりましたと、出勤しておお仕事。昼過ぎに目星が付いた。雨も上がり、これでお出掛けしても良いよね。遠くは望めないので、いつもの蝶多村を目指した。

 

ウバユリ・ナンテンハギ(2015.07.04 蝶多村)

 林道に入る。車外気温を確認したら、17度。林道に蝶の姿は無かった。参ったね〜。30度超えの真夏日で始まった6月だったが、その後寒さが続き、ストーブに点火した日も幾日かあったが、7月に入っても寒さは続いている。目に付いたのは蝶の食草である植物。
 ウバユリはルリタテハの食草で、あと少しで咲きそうだなぁ。イシダシジミの食草ナンテンハギは今が花盛りのようだ。依然この辺りはイシダシジミが多産していたが、もう10年以上姿を見ていない。やはり絶滅してしまったのかなぁ…

 

コヒオドシ(2015.07.04 蝶多村)

 しかし、このままでは悔しいので、車を停めて草の中をガサゴソと歩いてみた。セセリの姿があったが、ピンを合わせる前に飛ばれてしまった。更に歩くとオレンジ色の蝶が飛んだ。そっと近づくが逃げられる。目で追ってここらに下りたハズ…、幾度か繰り返している内に、漸く撮影できたのがコヒオドシだった。新鮮な個体で、綺麗。

 

ヒョウモンチョウ(2015.07.04 蝶多村)

 実はコヒオドシを追っている時に、もう一種オレンジ色の個体を見たが、2兎追ってはイカンと無視していたが、コヒオドシを撮ったら、やはり先程のもう一種が気になる。
 1m以上有る雑草をかき分けながら探した結果、居ました。しかし、これまた近寄ると逃げ…を繰り返した結果 、3度目の正直で、何とか撮れた。ん?ヒョウモン?コは付くか付かぬか??それにしてもスレが目立つ。気温は上がらなかったが、ちゃんと発生はしていたんだね。

 

ウツボグサ(2015.07.04 蝶多村)
 

 結局本日は、上の2種と逃げられたセセリとクロヒカゲ…何とも淋しい限りで、蝶多村の名が泣くかもねぇ。

(以下自分の備忘録ですのでお読みにならなくて結構です)先程6月が真夏日で明けたと書いたが、本年は父の姉の葬儀で明けた。その3日後、父と私の友人の葬儀があった。ようやく半年が終わろうとした先月、私の一族の長老である父の兄が亡くなった。そして今日は母の姉弟通 夜があった。いったいどこまで続くんだろう?参ったね〜。そういうお年頃と言えばそうなんでしょうが、これまた元気が出ないよ!トホホ…


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