最低気温は氷点下14度でしたが、風もなく、雲もなく、穏やかな一日でありました。しかし最近、朝起きることが出来ないのであります。起きなくちゃ…と思わないのは何ででしょうね〜。いつまでも寝ているなんてもったいない。起きて、あれして、これして…という思いにならない。何で？
　学生時代は、１日８時間…ってことは24時間の1/3？人生の1/3眠るの？！もったいない！！と、１日おき、つまり２日に１度８時間の睡眠で過ごしていた。その後も、就寝はだいたい３時過ぎで、１日４時間程度の睡眠しかとらなかった。しかし、病後はなるべく12時前に布団に入り、１日７時間の睡眠を心がけるようになった。
　ところが最近は、朝パッと起きることが出来ない。今日も布団の中でぐずぐずしてしまった。自分自身に、今日はアウト・ドア写 真を撮るぞと言い聞かせたが、結局起きあがったのは10時過ぎでした。うーっ、近場で良いよねぇ。緑ヶ丘公園にしようっと…

　ところで、今日の緑ヶ丘公園、何だか来園者が多い。氷祭りはまだだよね〜？何だろう？？駐車スペースを探してうろうろしなければならないくらいの人出でしたね。先日降った雪を踏みしめ歩き出す。やはり園内を歩く人の数も多く感じる。
　１人のおじさん。男性が持つにはちょいと派手な袋を手に提げている。ん？肩からカメラを下げ、レンズは200mmと見た。もしかして、あの袋の中味は餌？レンズのサイズから想像するに、リス写 真の愛好者と見た。あは、やっぱり！道を外れ餌台の方へ入って行ったぞ。

　大きな笑い声が聞こえてくる。若い主婦５人。それぞれに手綱を持っている。いずれも小型の室内犬で、気心知れたお散歩仲間なのね。複数匹連れが３人。時折聞こえる耳慣れない音はワンコのオモチャからかな？
　次に現れたのはご夫婦だろうか？奥様は両手にストック。ザッザッザッと早いテンポでの歩行。ご主人は同じ速さで奥様の後を音もなく追随している。えっ、あっ、私とすれ違って間もなくUターンしたのね。 はい、失礼、どうぞどうぞ…
　今度は若い女性です。時折立ち止まっては上を気にしています。もしかしてバード・ウォッチャーさん？“お早うございま〜す”とすれ違いざまに挨拶したら、ほらやっぱり双眼鏡持ってましたね。

　あれ〜っ、おっかしいなぁ？今日はリスとか小鳥さんを見に来たはずだったのに、先程からどーもヒューマン・ウォッチングしてますね。だって、人の数が多いもんでね。えーっと肝心の鳥さんですが、カラ類はやたらシジュウカラが多い気がしますね。いつもでしたら、コガラが一番多いハズなんですが…。あと、ゴジュウカラも居ましたが、何故か撮りそびれたようです。期待のヤマガラとシマエナガは見ることが出来ませんでした。残念！
　エゾリスは１頭だけ居たのですが、これが人慣れしているというかなんと云うか…。フレームアウトするくらい近づいても…用心はしているようですが…何が何でも逃げるという様子はありませんでした。さっきのおじさんの餌付けがうまく行っているということでしょうか。

　今日はもう、こんなモンかなぁと思いましたが、もう少し…と、積雪で足許が怪しい森の中を進んでみました。すると…ウソだっ！あ、いやそうじゃなくて、ウソじゃない？
　しかし、何でウソなんていう名前が付いたんでしょうね？一説に依れば、この鳥の鳴き声はまるで口笛のような音なのですが、古語で口笛のことをウソ（嘯）と言ったという説がありますし、うそぶく=口笛を吹くという意味もあるようです。

　ウソは、見かけるのは初めてではありません。しかし、きちんと写 真を撮ってはいなかったような気がします。貴重な一枚が撮れたという感じで、嬉しかったですね。
　気分が良かったせいで、珍しくヒヨドリにもレンズを向けました。でも、何故普段はこの鳥を撮ろうともしなかったのか？図体が大きくて姿があまり可愛くない、でかい声を出して騒ぐ、いつでもどこにでも居る…そんなイメージかなぁ？しかし、こうやってじっくり見ると、決して憎たらしい姿ではありませんよね。差別 するのは良くない！はい、気を付けます（汗）あ、いやウソじゃなく…ホントだってば！