南へ…その6 いよいよ蝶々?

ミヤマカラスシジミとクモ(2014.08.16 函館市

 帯広市から500km以上離れたこの道南。気力・体力が必要…それだけではなく今日日(きょうび)厳しいのがガソリン代。それを押してでも出掛ける道南だから、何かを手に入れたいという欲は正直あります。見たことの無い景色、滅多に出会うことのない動植物との出会いがそれかな。
 さて、本日は曇空だが雨の心配は無さそう。しかし、気温はあまり上昇しないかも…といった感じ。SENNSEの運転でミヤマカラスシジミの居るポイントへ…。ミヤマカラスは既に時期が遅くあまり期待はしていなかったが、数だけは多く、ポツポツと写 真が撮れた。2頭同時に撮影出来そうなシーンがあり、シメシメと思ったら、左の方からふわふわと糸のような物が写 り込んだ。なんだこれ?と思ったらクモの糸ならぬクモの足!ここまで長いのは見た記憶がない。

 

キマダラセセリ(2014.08.16 函館市)

  前章でも書きましたが、今回の道南の目的がセセリチョウと出会うことでしたが、このキマダラセセリも目的の一つ。しかし、正面 からの写真だけで、横からの写真を撮る元気がありませんでした。鱗粉が禿げておりまして…残念!

 

アカマダラ(2014.08.16 函館市)

 全部で3ヶ所のポイントを案内して貰ったのですが、残念ながらあまり興味を引くシーンとは遭遇できませんでした。こりゃ、帰途に掛けるしか無いぞ!
 SENNSEそして車を駐車させていただいたSENNSEのお母様、そしてしほわん、お世話になりました。またね〜

 

スジグロセセリ(2014.08.16 八雲町)


 八雲町のField得意のポイントに着いたのが午後3:20。お天気は函館周辺よりかなり良い。気温もそれなりに上がっていたようだが、目指すスジグロセセリの数はあまり多くなかったように思う。

 

キアゲハ(2014.08.16 八雲町)

 何だ?と思ったら花粉まみれのキアゲハでした。おそらくオニユリの花粉でしょうね。

 

ヒメジャノメ(2014.08.16 八雲町)

 少し拓けた場所にオオハンゴンソウが咲いていたので車を停めた。少しばかりのスジグロセセリと、ミドリヒョウモン・ウラギンスジヒョウモンが居た。そしてこれを発見!かなり前に江差方面 でボロボロなヒメシジミを見た記憶があるが、恥ずかしながら、北海道産の初撮影となった。
 この後、慌てて
捕虫網を取りに車に戻ったのだが、この個体を見失ってしまい。写 真はこの1枚だけ。目の色を変えて探し回った結果もう1頭発見するも、ネットを空振りしてしまうオマケが付いた。無念!しかしこの写 真、Fieldにとっては貴重な1枚となりました。

 

アオイトトンボ(2014.08.16 八雲町)

 陽も傾いてきたので、落部公園で一休みしていたらこの子が飛んだ。アオかオオアオかエゾアオか?こうした写 真だけでは難しいのだが、アオイトトンボの♀と判断致しました。
 この後、八雲で給油…8,000は痛い!今夜はコンビニ弁当で我慢。その後、とどまろうか移動しようか悩んだ末に日高まで走り、汐見の漁港で一泊しました。

※翌17日、Fieldにとっては盆休み最終日。日高を中心に目指す蝶を探しましたが、これといって特筆すべきニュースはございませんでした。従いまして“南へ”はこれを持ちまして完とさせていただきます。
  零細企業のオヤジとしては貴重な4日間のお休み。有意義に使えたかどうか…しかし、SENNSEに会えた、思わぬ 観光が出来た、ということで70点くらいは取れたかなと思います。
お読みいただいた方に感謝申し上げ、ますます頑張ります!



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