南へ…その1

何か飛んでる!(2014.08.14 大樹町)

 世の中お盆…零細企業の代表としては3日以上連続で休暇をとる年に2度のチャンスのうちの一つ。あ、もう一つは言うまでもなくお正月ね。もっともその2度のチャンスもカレンダーによっては3日で終わってしまうが、今年は4連休となった。
 ところが、急ぎの仕事が…やむなく朝5時起きで仕事、そして顧客のポストへ配達。で、7時に出発。目指すはこの時期定番の道南に向かってミニ遠征。ところが、ふと気付くと大樹町あたりの上空に何やら浮かんでいる。気球???かな?

 

飛行船だぁ(2014.08.14 広尾町)

 広尾町に入った頃、この物体と再会した。あれま、未だ飛んでたのね。しかも目指している方向は、Fieldが向かっていた襟裳方面 のようです。しかもスピードは遅く、徐々に追いついています。
 うん、良い眺めだ。もっとも飛行船の方からの眺めはもっと良いハズだよね。で、この飛行船の正体は…“メットライフ生命”と書いてありました。単なるCM?かな…

 

エゾライチョウ(2014.08.14 広尾町)

 道南を目指しているのに襟裳方面を経由するのは距離的に遠回りではありますが、実は昨年SENNSEがアサギマダラを見た場所を確認に寄った訳です。あわよくばアサギが居ないか期待もしたのですが、結論としてはこの時期には居ないことが分かりました。
 食草があればこの時期に居てもおかしくない、と思ったのですがガガイモ科の植物は見あたりませんし、吸蜜植物のヒヨドリバナも咲いてませんでした。ってことは、北海道に渡ったアサギが、日高山脈のあちこちで子孫を育み、北海道を離れて南へ飛び立つ時の中継点になっていた…という事なんでしょうかね。代わって迎えてくれたのがエゾライチョウ。しかしなぁ。舗装の上を歩くなよ!らしくないから…。

 

キアゲハ(2014.08.14 広尾町)

 飛ぶ姿を見て追いかけたのがキアゲハ。いや白っぽく見えたもので…。基本的に春型より夏型の方が白っぽいのですが、この個体もっと白っぽく見えたもので、もしやアゲハ?と思ったわけです。結局白っぽいキアゲハでした。残念!

 

イチモンジセセリ(2014.08.14 広尾町)

 この写真、実は悩みました。もしかしてイチモンジセセリ?と思ったのですが、確かに後翅の4つの白点の配列はイチモンジっぽいのですが、前翅の3つの白点の配置はオオチャバネだと思います。イチモンジなら前翅前縁から2つの白点はくっつきますが、3つ目はちょっと間が空くはずです。まさか雑交種って言わないよね。
※後日検討した結果、イチモンジセセリに訂正いたしました。

 

ルリボシヤンマ(2014.08.14 広尾町)

 山の中に全く使われていない感じの建物があった。町の施設であろう。もったいない!そこの池に居たトンボ。税金で作ったは良いが、活かされない施設なのであろうと想像が付く。依頼が有れば活かせるような様々なアイデアは提供できると思うんだけどなぁ…と、一般 サラリーマンなら定年間近の身としては、そう思ってしまう…汗!


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