体力激減

C & L(2014.07.19)

 医者に単独での遠出を禁じられていた。一昨年十勝の外に出たのが斜里、ハンドルは大学の後輩ナガ。目的は追悼。昨年、唯一十勝の外に出たのが日高で同行はSENNSEだった。一昨々年がヴェトナムや沖縄・東京へ行っていた事を思うとジミ!
 で、本日からの3連休どこへ行こうか悩んだ末に近場の十勝外エリアである日高をチョイスした。

 

コヒオドシ(2014.07.19 日高)

 実は、リンゴの問い合わせと同時に、大阪からエゾライチョウの問い合わせを頂いていた。Fieldは日高と上士幌町の林道情報をお知らせした。だから…という訳でも無いが…ちょっと気になって日高へ来てしまった。

 

ベニヒカゲ(2014.07.19 日高)

 十勝はどよ〜んと曇っていた。どうしようと思っていたら、TVによると日高山脈の西側は晴れている様子。やばっ!…遅れをとった!と、9時スタート。峠は濃霧で徐行状態だったが、現地では薄曇り状態で時々陽が射していた。
  林道のゲートは珍しく開いていた。そして直ぐにカメラを構える間もなくエゾライチョウが飛んだ。うわっ!ちょいとスピード出しすぎていたかも…反省!
 そしてベニヒカゲ。予測よりちょいと早い気がする。ってことはツマジロウラジャノメは姿を見るのが難しそう!

 

オショロコマ&レインボウ(2014.07.19 日高)


 林道沿いの川にはやたら釣り人が多い気がした。いや、Fieldも久々に狙っていたもので…蝶より先にお魚に遊んで貰おうと竿を出す。ところがいきなり足を滑らせてドボン!う〜ショートブーツがぁぁぁ!
 グジュグジュと音をたてながら河原を歩いていたら、足を乗せた岩がグラリときて思いきり尻餅をついた。うーっ、この前階段から落ちた後遺症の尾てい骨に未だ傷みがあったのに、傷み追加!イヤだね〜。年寄りは…グシュン(涙)
  それでも釣果はオショロコマ4匹ニジ1匹で、ほぼ満足。じゃあ本番行きま〜す。

 

好物?(2014.07.19 日高)

 林道にはやたらCタテハとコムラサキが多かった。そして夏のタテハ類が出そろっていた感じ。

 

ツマジロウラジャノメ(2014.07.19 日高)

 もしや…と思われる個体の姿を見たが撮影には至らなかった。そしてようやく撮った写 真は翅がボロボロだった。しかし、更に奧の林道でこいつを発見。崖の上の方にとまったので、石ころを掴み、止まったと思われる崖の更に上を狙って威しの一投。
 ところが、石が飛んだ先はツマジロと自分の中間地点。狙った距離の半分?己の体力(筋力)の減退振りには、唖然!愕然!うぅぅぅ〜悲しい!!!
 
結局おとなしく待ち続けていたら、気の毒に思ったのか撮影圏内に下りてきてくれた。前翅右に欠けがあるが、久しぶりだったもので嬉しかった。粘って粘って裏面 も撮影させた。ウラジャノメはやはり裏を撮らないとね。

 

コヒョウモンほか(2014.07.19 日高)

 林道から出ようとしたときに捕虫網持参の2人に遭遇した。“ツマジロですか?”と聞いたら“そうです”と仰るから、“もう遅いみたいですよ。ボロ2頭見ただけですから…”というと“ここのツマジロも減りましたよねー”と仰る。
 “確かにそうですね”と返事をしたが、
捕虫網持参の方からのお言葉とは思えなかった。捕獲しチェックをしリリースします?そんな人、見たことないけれど…



イチモンジチョウ(2014.07.19 日高)

 最後に出会ったのがイチモンジ。今年幾度か見た気がするが、撮影は初めて。綺麗な個体でした。もう少しとも思いましたが、年寄りは早めに切り上げた方が良いと判断して帰路につきました。峠はやはり濃霧状態で徐行運転。でも、まあ楽しい一日でしたね。


 


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