お化粧前

霧氷(2014.2.11 帯広市)


 本日は建国記念日であります。昭和23年に廃止された「紀元節」が昭和41年に名を変えて復活したとも言われているようです。で、紀元節ですが日本書紀に記されている初代天皇(神武天皇)の即位 した日なのだそうです。じゃ何故紀元節が廃止になったのか?それがまた、何で復活したのか?存じ上げませんが、この休日は建国をしのび、国を愛する心を養う日なのだとか。丁度今開催されている、ソチの冬季オリンピックを見ながら“ガンバレ!日本!!”と思えば、その趣旨は概ね達せられるかも知れませんね。
 ところで、今日の帯広市は久しぶりに快晴。これを地元では十勝晴れと言います。ここんところ続いていたマイナス10度台後半からマイナス20度台の気温も今日は久々のプラス。陽気に浮かれて…でもありませんが、ちょいとお出かけしてみましょう。まずは帯広川沿いを覗くと、イタドリなどの枯れ枝にフワフワの白い花が咲いたような眺め。霧氷だよねこれ。

 

猛禽(2014.2.11 音更町)


 次に覗いたのが音更町の十勝川沿いにある鈴蘭公園。小鳥の姿にも期待したが、コガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラを遠くから目撃しただけで終わってしまった。だいたいにして長靴忘れてるようでは、そんなもんでしょうね(大汗)
 せめてもと、低空飛行したトンビを撮影したが、まさかその直後にオジロワシが現れるとは思いもよらず、油断でしたね〜。この公園でオジロワシを見かけるのはこれが3度目くらいでしょうか。本来海岸線沿いに棲息するはずのオジロですが、もしかしたらこの公園近くに住み着いているのかも知れません。

 

ケショウヤナギ(2014.2.11 音更町)

 実は先日、私のBBSに長野県の友人から写真の貼付がありました。それが長野県のケショウヤナギの写 真。ケショウヤナギといえば十勝地方にはあちこちで“ケショウヤナギ群生地”という表記、看板などを見かけますが、今まではあまり興味を持つ事もありませんでした。
 ところが長野県の友人は、梓川上流部までわざわざ見に行ってきたと仰る。そこで恥ずかしながらケショウヤナギの魅力を解説して頂くと、冬季間、梢が赤紫色に染まるのが良いのだとか…。実はケショウヤナギの若枝が白い粉を吹くのは知ってましたが、本当の見所はその前の冬季間にあったとは…不覚!!!
 そこで、ケショウヤナギの赤紫色に染まった梢を確認しようと、まず帯広川沿い・十勝川沿いを念のためにチェックしたが発見出来ず。ならば…と、以前から自生していることを知っていた士幌川まで来てようやく確認!うーん確かに赤いわ!こりゃ日本最大の群生地と言われている札内川も機会を見つけて行ってくるかな〜!しかし、北海道で植物の見頃が冬季にあるなんて…考えてみもしませんでしたねぇ〜!(汗)



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