ミドリのキラキラ

ジョウザンミドリシジミ(2013.07.20 音更町

 

 7/13日高でミドリのキラキラを見た。オス同士の優占行動で静止する気配が無かったので、SENNSEにネットを振ってもらい、メスアカミドリシジミであることが判明。その翌日には帯広市で同様のシーンを目撃。これは遠景からの撮影でジョウザンミドリのようだった。
 2日続けてミドリシジミを見ることが出来たので、今度は近くでじっくり撮りたいという思いがあった。15日、ターゲットをそこに絞り出掛けたが、姿を見ることが出来なかった。
 そして、本日7/20。同じ趣旨で、15日と同じ場所へ足を運んだ。居た。居ました。しかし前回と、気温・気候はあまり変わりがない。また、このエリアで発生が遅れていた訳でも無さそうなのですが、要因は何だったのか???

 

ジョウザンミドリシジミ(2013.07.20 音更町

 原因はともかく、アップの写真が撮りたくて、地上に降りている個体を探すが、なかなか発見できなかった。ようやく発見はしたが、この場所、特に湿気っぽい訳ではない。

 

ジョウザンミドリシジミ(2013.07.20 音更町

 更にこのシーンなどは、土よりカラカラに乾いている石の上で口吻を伸ばしている。彼等は何をやっているのか?もしかして吸い戻しかも知れない。もしそうであるなら、7/14のコムラサキも同様であろう。
 いずれにしても、ジョウザンミドリシジミの開翅シーンも見ることが出来、概ね満足であるが、欲を言えば、ジョウザンミドリ以外のミドリシジミ類も姿を確認したかった。

 

クロヒカゲ(2013.07.20 音更町

 いつもなら林道の笹か蕗の葉の上が定位置のクロヒカゲも砂利の上に居た。しかし、こうしてアップで撮ると、日本柄の渋さを感じ、綺麗だと感じる。

 

コヒョウモン(2013.07.20 音更町

 今年は残念ながら小型ヒョウモン類には縁が薄かったようだ。しかし、コヒョウモンは発生時期もまぁこんなもんであろうし、今年の天候の影響は受けていない気がする。(もしかして発生が遅れたヒョウモン類は、食草をスミレ科に頼っている種だけかも…)

 

オオヒカゲ(2013.07.20 音更町

 発生時期の話をすれば、ちょいと驚いたのがオオヒカゲ。例年なら7月末から8月発生だと思うのだが、え?もう出てるの?という印象。それにしても日影の逆光。ストロボ点けるんだったかなぁ。


戻る      2013年版目次へ      次へ