夏祭り? その2

オオイチモンジ(2013.07.014 芽室町

 

 お昼少し前“今日なら絶対にオオイチモンジに会える”とSENNSEが断言した。やたら自信を持ってるなぁと思ったのも束の間、本当にオオイチモンジは現れた。しかし、そのオオイチは姿を見せてくれただけで、撮影をさせてはくれなかった。これで終わりなんじゃないの?とはFieldの冷やかし発言。
 ここまで、普通種とはいえ様々なチョウが、まるでこれから夏祭りでも開催されるんじゃないかと思うほど集合していた。まさかオオイチのような希少種までが集合していることは考え難かった。
 ところが、林道を変え目指した先に…居た!オオイチモンジだ!!そして歩を進める度に、ここにも、あそこにも…一ヶ所にかたまって居た訳ではないが2桁くらいは姿を見せてくれたと思う。いやいやSENNSE、茶化してごめん!貴方の推測は的中しておりました。

 

オオイチモンジ(2013.07.014 芽室町

 オオイチモンジは吸水に夢中で、かなりの至近距離から撮りたい放題だった。翅の裏面 も念力で撮らせてもらったが、ワンショットに複数匹という希望には…まー撮るには撮りましたがあまりパッとしない写 真しか撮れませんでしたので、遠慮しておきましょう。

 

勘違い(2013.07.014 芽室町

 オオイチの近くにヒョウモンがとまった。何気なく写真を撮った。(左上)そこへもう1頭のヒョウモンが飛んできてとまった。(右上)ん?と思ったら更にもう1頭のヒョウモンが飛んで来た。それが着地する前にオオイチがふわりと浮いた。途端にヒョウモンは追随したがオオイチは直ぐに元の場所に舞い戻った。追随したヒョウモン2頭+1頭も結局元の場所に降りた。(下の写 真)
 な、何なんだぁ?!この現象は??不思議に思っていたが、3頭のヒョウモンがメスグロヒョウモンのオスだと気付いた途端に吹き出しそうになった。つまりオオイチモンジはメスグロヒョウモンのメスと勘違いされ、オスどもが次々とアピールにやって来たのだ。この後オオイチモンジは方向を変え、そっぽを向きながら吸水を続けている姿もおかしかった。
 このシーンを見ていて、何か同じシーンを見たという記憶が甦ってきた。Field noteを探してみたら、2011.08.07鹿追町で勘違いをしているメスグロヒョウモンのオスの姿を観察していた。この時のメス役はイチモンジチョウでしたからオオイチモンジが間違われても仕方無いよね。

 

アカシジミ(2013.07.014 芽室町

 そんなこんなで夕刻になりました。今日一日で目にしたチョウの数は軽く4桁を超えたことと思います。今日もハンドルを握ってくれたSENNSEありがとうございます。そして貴殿の陽気な性格のお陰で、暗くなりがちなFieldも明るく保っていられると実感しています。
 たださぁー、あちこち関節が痛かったりしてねー。運動不足なのか?歳なのか?いやいや、こういう場合、殆ど両方だよね〜。うーっ、
あがいてやる〜っ!


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