初夏満喫

ウラジャノメ(2013.07.013 日高町

 海の日を含む3連休。一昨年は元気に沖縄に居た。昨年は自宅周りをうろついただけ…で、今年はどうする?ところが、一週間前にはどうもパッとしない予報。こりゃダメだと諦めていた。ところが12日夕刻に天気予報を見て驚いた。何と全て傘マーク付きの予報だったのに、いつの間にか傘マークは消えていた。しかも、気温は高そう。
 慌ててSENNSEに誘惑のメールを出したが、ん?もしパソを開けなければ、メールは読まれず仕舞になりかねない。んー面 倒だ電話しよう! スケジュールの確認をすると…遊びに出掛ける意志はあるものの、どこで何を狙うか方針が固まっていない様子。ならば…SENNSEにとって未見のウラジャノメを見に行こうと提案したら即決となった。
 目的地に着く前は、進行方向に雲があり、どうなんだ?と思ったが現地は快晴!林道を歩き出し、過去にウラジャノメを見た場所で“こういう薄暗い林道に現れるのだ”と解説して間もなく、Fieldの面 目を保ってくれるかの如くウラジャノメが現れてくれた。

 

SENNSE(2013.07.013 日高町

 この林道を訪れた、第一の目的は達成したが、第二の目標、ツマジロウラジャノメは姿を見ることが無かった。捕虫網持参の方も数名いらっしゃったので、お一人に声を掛けてみたが、姿見ずとの返答。このポイントもあまりに有名になってしまった結果 だろうか?
 SENNSEは、今年アサギマダラを見てからネット(捕虫網)を手にするようになった。十勝でアサギを目撃したが、日高山脈を挟んで反対側にアサギの姿が有っても不思議は無い。しかし、こちらも姿はなく、次のポイントへ移動した方が良さそうだった。

 

メスグロヒョウモン(2013.07.013 日高町

 次の林道では、一昨年4種のアゲハがムシトリナデシコに群れていた。あのシーンをもう一度と期待したが、見かけたアゲハはミヤマカラスのみで、かなり擦れた個体だった。新鮮な姿のヒョウモン類を目撃した。
 最初はウラギンスジかと思ったが、よく見ていると、どうやらメスグロヒョウモン♂のようだった。 メスグロは、ヒヨドリバナで吸蜜するシーンが思い浮かぶが、地べたで吸水もするのね。

 

ギンボシヒョウモン(2013.07.013 日高町
 特に珍しい種も居なかったが、普通種をどう撮るのか?そんな事を意識しながらカメラを持つ時間も大切だと思う。
 実はこの後、SENNSEと魚釣りに熱中した。かなり傑作シーンも有ったが、その報告は彼のページ“北海道昆虫大好き”に譲ることにする。釣果 は…サイズが小さかったものの20匹。小ぶりなものは天ぷらで、やや大きめの物は塩焼きにして頂いた。何だかいっぱい遊んだ気になった。


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