春到来

モンシロチョウ(2013.04.14 音更町

 今日の十勝地方、お昼の気温が15度との予報だ。風は強そうだが、もしかして今日が蝶の初見日(しょけんび)になるかも知れないとの期待を持ってお出かけ〜♪
 定点ポイントを目指したが、何と林道に入って直ぐにシロチョウ発見!この時点では、完全にエゾスジグロシロチョウだと思い込んでいた。なかなか静止してくれず追いかけ回してついに姿を捉えたが、驚きましたね〜。モンシロチョウじゃぁありませんか!!蝶の初見って、殆どがタテハ類の越冬態で、希にエゾスジグロシロチョウなのだが、モンシロチョウってのは初めてかもね。(この直後モンシロをもう一頭目撃)

※昨年の初見撮影は奇しくも 4月14日でクジャクチョウでした。

 

クジャクチョウ(2013.04.14 音更町

 モンシロが居るのに、タテハ類の越冬態が見あたらない。そんなバカなっ!と探し続けてようやくのご対面 。しかし、実はクジャクに会う前にタテハと思しき蝶の飛翔を目撃しているのだが、不明のままで悔しいですっ。

 

シータテハ(2013.04.14 音更町

 その後、シータテハにもご対面出来た。しかし、先程見かけたタテハはこいつでも無い感じでスッキリしない!気温はここまで車外気温計によると13度。



エゾアカガエル(2013.04.14 音更町

 先週ここで、カエルの卵の写真を撮ったが、親の姿を捉えることが出来なかった。今日は先週より盛んに鳴き声が聞こえるし、あちこちでカエルのジャンプする姿も見かけた。これは何とかなるかも…と車を降りてそっと水辺に近づいた。
 何枚か撮影することが出来たが、こいつのお名前は?早速帰宅後検索してみた結果 。どうやらエゾアカガエルらしい。学名Rana pirika。ん?ピリカ?!アイヌ語じゃん。ならばアイヌ語でカエルは? テ(terke-p)かぁ。うーむ、繋がらないなぁ。
 pirikaってのは、綺麗・美しい・可愛い…それが何で学名になってるのか、さっぱり分からなかったが、北海道のカエルについてはお勉強になった。

※北海道には本来ニホンアマガエルとこのエゾアカガエルしか生息していない。しかし後に人為的にアズマヒキガエル・ツチガエル・ウシガエル・トノサマガエルが持ち込まれ計6種が北海道に生息している…らしい。



福寿草(2013.04.14 音更町

 午後から気温が更に上がって車外気温計は17度。先週福寿草が南斜面 のみ咲きかけ状態でしたが、今日は満開宣言を出しても良さそうです。

※話は急に飛びますが…本日最後に帯広神社へ立ち寄った。境内の林にも福寿草がちらほら見られ、そしてその福寿草の前にしゃがみ込む中年男性の姿…。何と福寿草を掘り起こしているではないか!私の目にしただけで3株以上…罰当たり者め!と心の中で叫んでしまったが、Fieldって了見狭い??



ウスベニスジナミシャク(2013.04.014 音更町

 間もなく林道を出る…という時に蛾が飛んだ。シジミチョウサイズで、白っぽいのと、やや暗い色彩 のと、先程からどうも2種居ると思っていたが、白っぽい方の奴が林道脇を漂っている。見失わぬ よう目を凝らしていたら、ようやく静止。そっと近づいて何とか撮影成功。
 最初、翅の形などから
フユシャクかと思ったが、春にフユシャクも無いよね。ならばシャクガ?そう思って検索したらどうやら正体は分かった。しかし、蛾は色合いや模様でさえ同一種とは思えない変異が多く、驚いてしまう。蝶なら全て別 亜種扱いになるんだろうに…



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