いくら何でも、そろそろ春の気配を感じさせてくれる時期のハズ！そんな思いで長流枝内の林道を流してみようと出掛けたが、予想はしていたものの、未だ左右に残雪がある。しかし、まあー行けるところまで行ってみようと腹を括って、いざ、出発！

　会社の近所の空き地にフキノトウが咲いていたので、見つけて当然のフキノトウですが、有る程度の大きさ、そして形の良い物をと思ったが、意外と縁が枯れたように茶色くなっているものが多かった。あの現象ってのは何なんだろう？
　咲く前の急激な気温の低下とか、そんなトラブルの結果かなと想像するが真偽の程は分からない。

　雪解け水にカエルの卵、ところどころで見かけた。何とか親も…と思ったが…。居るには居るが、人影を察知すると水に飛び込む、そして底の枯葉の下に潜る。写 真どころか姿を確認することさえ出来なかった。悔しいね〜。

　福寿草も時々見かけたが、咲きかけばかりで、満開は次週かなと思っていたが、最後の最後に元気に咲き誇る一群をみつけた。
　ところで、今になってようやく気付いたのですが、福寿草ってキンポウゲ科なんですね〜。勝手にキク科だと思い込んでました。あ〜恥ずかしい！

　予想外だったのがこのお方。小川のほとりにいたキジバトをエゾライチョウだと思い、カメラのレンズを必死になって望遠レンズに交換し、慌ててカメラを構えたら、なーんだキジバトかぁ、でも撮影しておこうと思ったのに、結局１枚もシャッターを切れずに逃してしまいまして、何だか悔しいなぁと思っていた矢先に、おっもう一羽出現！
　今度は若干余裕をもってカメラを構えたが…ええっ！キジバトじゃ無いよ！エゾライチョウだっ！地べたから、バタバタと近くの枝に飛び、こちらの様子を伺うために振り向いた瞬間をパチリ！

　林道は、雪解けによる泥濘はあったものの、4WDならどうということも無い程度だった。そして様々な“春の証拠”を目にすることが出来た。明日は“横殴りの雨”という予報。今日は風もなく時折太陽も顔を見せてくれ、出掛けて良かったと思った。
　最後に、やはり春と言えばネコヤナギ。そしてこれを見ちゃうと何としても浮かんでくるあのメロディ。では、皆さんもご一緒に！はいっ“柳の枝に猫が居る、だから〜猫ぉ柳ぃ〜♪”ご唱和ありがとうございました。