またまた月の話

中秋の名月もどき……(2012.10.1)

 9月30日、中秋の名月だと聞いていた。ところが北海道に台風が接近していて見ることは出来なかった。そして翌日、雲はあったがその隙間から月が見えた。カメラでちょいと実験したいことがあって、月にレンズを向けて遊んでいた。ん?昨夜が中秋の名月なら、今日は満月じゃないよねぇ?と思いながらも確認の為にネットを開いてみた。ところが…何っ!今日が満月だって?それってどういう事?こりゃあ言葉の正確な意味を再確認する必要が有りそうだぞ。
 中秋:秋は旧暦の7月・8月・9月で8月を中秋もしくは仲秋と言うのね。フムフム…。で、旧暦8月15日の夜の月を中秋の名月と呼称し、お月見をする風習が有る…十五夜お月様♪だからね。それが
今年の場合新暦9月30日だったのね。ここまでは、まー分かる!でもさ、15夜である9月30日の月ではなく翌日が満月ってどういう事?!
 新月を旧暦の1日(ついたち)としているのだが、月の周期はおよそ29.5日で一周する。ところが旧暦は太陽暦の30日を1ヶ月としているものだから、そこに0.5日程の誤差が出る。月齢を調べると、例えば今日の月齢は15.6日…などと小数点が付くのがその誤差の結果 で、旧暦の15夜が必ずしも満月には成らない理由はそこに有るようだ。うーむ、気付いていなかった事がいっぱい有るね〜面 白いなぁ


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