定点観測地点

サトキマ(2012.06.30 音更町)

 先週、埼玉からフェリーでM.T.さん来道…というお話もありましたが、結局6/17になって急遽断念ということになりました。もっとも、お越しいただいても最高気温が20度C以下という日々が続いておりましたし、Fieldもご同行は無理でしたので実の所ほっとしたことも事実であります。
 今週当あたりから30度超えも2日ほどあり、さすがの北海道にも初夏到来という雰囲気になりました。体調も悪い、気温も低いということで、コモリ(引きこもり)の叔父様状態でしたが、今日の気温も30度超えと聞き、ふらりとカメラを持って出歩きました。

 

コチャバネセセリ(2012.06.30 音更町)

 向かった先は、定点観測地点なんでありますが、その前にコース上にある十勝ヶ丘展望台を覗いてみました。知り合いがボランティアで観光案内をやってると聞いたもので…でも、姿はありません。見知らぬ 2人の方がいらっしゃったので伺ってみると、Fieldの知り合いの方の出番は明日だと言うことでした。残念!
 もっともこのお二人は、気さくに色々なお話をして下さり、コーヒーまでゴチになっちゃいました。アウトドアで飲むコーヒーなんて、何年振りだったかなぁ?感謝!

 

クロヒカゲ(2012.06.30 音更町)

 ところで、十勝ヶ丘展望台で驚いたのは、サトキマの多さでしたね。結論から言いますと、本日私の目に映ったサトキマは4桁を軽く超えていたと思います。
 他にも地べたで吸水しているチョウの数はハンパではありませんでした。やはりいきなりの30度超えの影響でしょうかね〜。


コミスジ(2012.06.30 音更町)

 ところで、長流枝内に来ると必ずここにはコミスジが居るという場所を覗いたのですが、居ましたね。今まで考えたことが無かったのですが、ここにコミスジが居るというのは、食草の影響でしょうけれど、ここにはニセアカシアもナンテンハギもイヌエンジュも自生していますが、このポイントから最も近いのはエゾヤマハギでしょうね。コミスジの嗜好の順位 が分かると面白いのですがねぇ。
 それと、もう一つ思ったのは、今日はイチモンジが全く見られなかったこと、そしてコミスジの♀がややくたびれながらも見ることが出来たってことは…やはりここのところの寒さで、発生は遅れていると思って間違いなさそうです。感覚的には2週間ってとこでしょうかね?

 

ギンボシヒョウモン(2012.06.30 音更町)

 さーて、今日は特に目立った種に出会えた訳でもありませんが、ここまで出会えて撮影できなかった種は、ヒメウラナミジャノメ、ボロボロのエゾシロチョウとミヤマカラスアゲハってところでしょう。まーこんなもんでしょうと帰るつもりで車をバックさせていたときに目に飛び込んだのがこのシーンでした。

 

エゾルリイトトンボ(2012.06.30 帯広神社)

 ところで、ご心配をおかけしているFieldの体調ですが、4月のような血圧170mmHg以上なんていう数値を見ることは無くなりました。最近では120〜130mmHgくらいでしょうか。
 ただ、運動不足で思いきり体力不足・気力不足であります。それらを解消する為にはとにかく体を動かす事が必要だと思っての行動でした。

 

ウラナミジャノメ(2012.06.30 帯広神社)

 珍しい写真、希少種の写真でなくて良い。普通種の写真で良いからこれからも撮りに出かけたいと、そう思っております。

 


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