春国岱にて

エゾオグルマ(2011.10.10 根室市)

 昨夜東北海道各地から集合したアクター達と朝までつき合った。バカ話も多かったが、流石に地区役員経験者と現役地区役員の集まりだけあって、白熱した論戦も見受けられ、聞いている方も楽しかった。
 Fieldがダウンしたのは5時半だったが、朝食が7時半とのことで、起床は7時。ん?一度も寝て無いんじゃないの?と思われるメンバーも数名。オジサンはもうタジタジなのである。この6月までFieldは、彼等を支援・監督する地区委員会のトップを務めていた訳だが、その肩書が外れた途端に体重が5kg増えたのも今更ながら頷ける。

 

対岸のエゾシカ(2011.10.10 根室市)

 朝食を頂きながら窓の外が気になっていた。湖岸に咲いている黄色い花は何だろう?無数に浮かぶ鴨の種類は?その内に対岸に動く動物の姿も目に止まった。
 朝食のメニューは焼きサンマ定食で、普段は朝からお米を食べる習慣の無いFieldにとって、かなりのボリュームであった。しかし、そこは貧乏性のField、残さずにしっかりと食べ、皆より一足先に外へ出た。

 

逃げまどう鴨(2011.10.10 根室市)

 湖面の鴨は殆どヒドリガモで少しだけマガモが混在していた。実はこの春国岱はバード・ウォッチャーのメッカでもあり、珍しい種類が来てやしないかと期待していたが、残念!
 ところが、その鴨が一斉に飛び立った。何事かと思ったら、正体不明の小型猛禽類が飛んだからだった。慌てて望遠レンズを向けたが、ブレ・ボケ写 真が1枚撮れただけ…ううっ悔しい!結局正体不明は正体不明のままで終わった。

 

オジロワシ(2011.10.10 根室市)

 実は、対岸のエゾシカの左、約20〜30mの場所にオジロワシがじっと制止していた。ところが逃げまどう鴨の姿を見た途端にスクランブル発進した。小型の猛禽類がしとめた獲物をオジロワシ・オオワシが横取りするシーンを、Fieldは過去に幾度か目撃している。全く狡賢い奴等なのだ。
 もしかして、奴等は図体がデカイ分、小回りが利かないのかも知れない。それをカバーする為の悪知恵なのかとも思う。
 さて、そろそろアクター達ともお別れの時刻になった。また会おうね。呼ばれれば調子に乗るヒゲオヤジは、可能な限りどこへでも行くからさ。元気でな!(でも、少し心配だなぁ。皆
殆ど寝てないし、一番近い奴でも120kmは有る。えーっと一番遠いのが、ららFieldだわ。230kmかぁ、キツイなぁ…)


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