お久しぶり その6

シロオビアゲハの空中ダンス(2011.07.16 沖縄本島)

 このページを作っていてふと思ったのですが、ルチアーノはカメラを持って世界を飛び回り、撮影した写 真をスライド上映してトーク・ショウを開催し、その入場料で生活している訳ですが、それって、私のやってることとさほど変わらないんじゃないかってね。こうして撮った写 真を公開して、喋り口調で記事書いてる訳ですから…。
 しかし、決定的に違うのはFieldはこれで飯が食えてないってことですね。何だか悔しいなぁ。せめてお捻りでも飛んでくれば、次の旅行の足しにでもさせてもらうのに、ネット上ではそれも無い話です。トホホ
 まあそれはさておき、またまたしつこくもシロオビです。たまにはこんなのも良いかと思いまして…カメラはMINORUTAでレンズはTAMRONの望遠マクロなんですが、このコンビがまた合焦スピードの遅いこと!しばしばイライラさせられるのですが、何故かこの時は早かったですね〜。4枚連写 の中からの2枚をトリミングしております。

 

ウスキシロチョウ(2011.07.16 沖縄本島)

 考えてみたら、ウスキの♀って余り見かけないかも知れない。北海道で言えばオオイチの♀も余り見かけない。しかし、オオイチを飼育した人の話によれば、半数は♀でしたよと仰っていた。だから、大体どの種も♂♀半々なのだと思うが、どうして♀を見かける機会が少ないのか?不思議である。
 考えられることは幾つか有るが、まず♀は群れない。もし群れて、同一の場所に産卵したのでは、そこで幼虫が食料不足に陥る危険性がある。また、そこに充分な食草があったとしても、幼虫生育に支障がある違った要因で危機に晒された時、幼虫は大量 死することになる。従って種の保存を最優先させるために群れることはなく、目に付きにくい。

 もう一つ考えられるのは、♂と♀の成虫としての生存期間の問題がある。仮に♂の生存期間が2週間で♀が1週間なら、例え同数生まれても、見た目には♂が2倍居るように見えるであろう。 そんな考察はさておき、翅表縁の模様を、シースルーでちら見せするこの粋な姉さんはなかなかの魅力だと思うのだが、皆さんはどう思われます?

 

オオシロモンセセリ(2011.07.16 沖縄本島)

 と言っても、巣ですけどね。勿論発見はFieldではございません。こういうのってやはり地元の方が一緒じゃないとなかなかね〜。覗いて何とかと…と思ったのですが、何だかワカラン写 真になってしまいました(汗)

 

タテハモドキ(2011.07.16 沖縄本島)

 比較的綺麗な個体でした。開翅も撮りましたが、Fieldは裏の方が好きです。いつか秋型も撮りたいなぁ。

 

チャバネセセリ(2011.07.16 沖縄本島)

 今回は“セセリは全部撮るぞ!”と張り切っていました。未撮影種が居るかも知れないし…なんて思ってたんですけどね。結局2個体しか目撃できませんでした。

 

キン○マ?(2011.07.16 沖縄本島)

 T.Yさんが、キン○マだと叫んだ。な、何ぃ!?と思ったら、思わずA.Mさんも同単語を発してしまった。キン(ナントカ)タマムシなのだろうが、その(ナントカ)を失念してしまったらしい。とにかく略称キン○マなんだそうだ。
 息子さんのお土産にと、捕獲されていたが、その後…“私の言い方、おかししかったですか?”とA.Mさん…笑えました。
 確かキンヘリタマムシとかいうのが居たよなぁと調べてみたが別種だった。キンイロ(ナントカ)タマムシかも知れないが、未だ同定できず。情報をお持ちの方がいらっしゃればお知らせ願いたい。

 

アオタテハモドキ(2011.07.16 沖縄本島)

 さて、先程トラップを仕掛けた所に戻って参りました。すると直ぐにこんなのが足許に…アオタテハモドキの幼虫だそうです。Fieldは、初めて…と思いましたが、考えてみたら以前飼育したことがありました。またまたお久しぶりです。
 さーて、トラップの状況がどういうことになっているか?楽しみです


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