慣らし運転 その2

クリンソウ(2011.06.19 浦幌)

 昨日の散策で、体力が相当落ちていることが分かった。ならば、時間の限り身体を動かそうと決めた。で、今日もお出かけ…そろそろクリンソウが満開じゃないかと思い、浦幌へ向かった。
 ところが、林道はまたまた橋が決壊し、通行止めであった。とりあえず久々に釣りでもしようと思ったら、あらら〜、今度は車にアキアジ釣りにでも使えそうなごっつい竿しか載せていなかった。まー、それでも何とかなるだろうと、ごつい竿に小さなブレットンを結び通 行止めの橋の脇から河原に立った。

 数匹のニジマスに遊んで貰いながら、川を遡り、次の橋に着いた。この橋は以前にも竿を出したことがあって、橋のやや上にちょいとした深みがある。やや期待を持って竿を振ろうとしたその途端に後方から“ガオーっ”と大きな声で何かが吼える声がした。

 

シロバナヘビイチゴ(2011.06.19 浦幌)

 あのね、“ガオー”って一体何よ?振り返ったらそこにはSENNSEとしほわんの姿が有りました。“驚いたでしょ”とSENNSE。いや吼える声にはさほど驚きませんでしたけどね。なにしろカタカナで吼えてましたんでね。でも、ご両人の姿には驚きましたよ!何でこんなトコに居るの?!
 それもまぁ、互いに蝶屋ですからね、この時期に○○(場所)で○○(蝶の種類)が飛ぶみたいな共通 認識が有る訳ですから、偶然とは言え根拠のある必然でもある訳です。

 

フタリシズカ(2011.06.19 浦幌)

 その後は、釣りを中断して、お二人と一緒に蝶に専念した訳ですが、それにしても昨日に引き続き何だかおかしいよね。クリンソウはほぼ満開だし、他の植物も、まぁ6月の今頃らしい種類が花を付けていましたが、蝶の数、何だか少なくない?!
 ミヤマカラス・シロオビヒメ・サカハチは、まあそこそこ居るのですが、小型ヒョウモン類の姿がさっぱり見あたりません。つまり、カラフトとかホソバ…なんですけどね。

 

カラフトヒョウモン(2011.06.19 浦幌)

 SENNSEの車に乗せて貰ってうろついていたら、ようやくヒョウモンの姿が見えました。ここ、良いかも!ってことで、車を止めて少し粘る事に…!
 お天気は晴れ・時々曇りみたいな感じで、気温は…まぁ夏日一歩手前みたいな感じ。そこでふと気付いたんですけどね。陽射しがあるとヒョウモンは飛ぶ。曇ると休む…みたいな飛び方をしていましたね。

 で、SENNSEはカラフトとホソバをゲットしたようです。Fieldは、まぁどっちかって言うとカラフト狙いだったもので、概ね満足!しかし、この個体の模様、一部白化してるよね。近年ヒョウモン類にこういう現象が目立つ気がするのですが、Fieldの気のせいかなぁ?



ニジマス(2011.06.19 浦幌)

 お昼過ぎ、某温泉に寄りました。目的は温泉ではなく昼食ですけどね。この温泉、この春リニュしたんですけど、実は支配人が私の知り合いなのよ。“どうしたの?”“いやどうしたとかでは無くて顔見に寄ったんですよ。新聞に出てたでしょ。”“あー、あれ読んでくれたんだぁ”みたいな会話がありました。それにしても、いやー何年ぶり??彼の元気そうなお顔を見て安心しました。
 そこでは3人揃って醤油ラーメン。特にコメントする程のことは有りませんでしたが、まー普通 の、懐かし系の醤油ラーメンでしたね。ここでSENNSEはお帰りだとか…。え?Field?イマイチ釣りの方で欲求不満なもんで…。まーその不安も直ぐに解消されましたけどね。



アメマス(2011.06.19 浦幌)

 今回もまた反省点が沢山ありましたね。特に渓流用の竿を載せてなかった事。アキアジを釣りそうなごつい竿で、こんなん釣っても面 白味が無いですからね。そして、タオルも載せて無かった。いつでも温泉入れるような入浴セットは常備すべきかもね。
 後、持ち歩いたレンズの種類とか何とか…様々な不備がありました。いや地元なら、また来るから良いですけどね。遠征に何か忘れ物があれば致命傷になりますんで要注意!え、そんな予定?いや、有りますよ。7月中にね。


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