不思議の国へ その6 AQUA DUCK

ゴールド・コースト(2010.09.25)

 クジラは、まあ目撃できればラッキーくらいに考えていたが、こんなに間近で撮影できるとは思ってなかった。もう、即刻帰国しても良いくらい満足できた。しかし、辛うじてセーフとは言え、気分はベストではない。とにかく、少し休憩したくて、一度ホテルに戻った。
 一息入れたところで、もうお昼過ぎていたので、ホテル近くのレストランでエビの料理を食べた。おばさまと、息子さんが切り盛りしている様子であった。食後、煙草を吸いたくなったが、ここオーストラリアでは、今年禁煙法が成立していて、レストランは全て禁煙。禁煙法と言えば、グアムも同様であったが、Fieldはどうも禁煙法が成立した順に海外旅行しているような気がする。おばさまに“煙草を吸いたい”
と言ったら、店外に椅子を置いて、灰皿を運んでくれて“あそこで、どうぞ”と仰る。食い逃げするような人間とは思われなかった事に感謝してお言葉に甘えた。
 ついでながら、日本で最近煙草税が上がったが、ここオーストラリアでは、煙草1箱が何と1,000〜1,300円する。まぁ、それでも買う人は買って吸っている訳だが、既に庶民の嗜好品の域は越えている感がある。その後、折角のゴールド・コーストだから浜辺を歩いた。浜から高層ビルまでの距離がこれだもの、裸足で街中を歩く人が多いのも頷ける。

 

バスに揺られて(2010.09.25)

 え?タイトルと写真が合ってないって?いえいえこれで良いのです。実は今日の午後は、蝶探しの時間と考えていた。ところが、先程のレストランで煙草を吸っていたら、雨が振って来た。こりゃダメだと断念!仕方なく雨を避けてショッピングモールでお土産などを買いながらうろうろしていた。
 そして夕刻、街中からAQUA DUCKに乗った。一見普通のバス。しかし、実は水陸両用バスなのである。街中を通 り抜けて港に出るとそのまま海に入る。タイヤはバカでかく、フロートの役を兼ねているようだが、その分陸地を走行中は車体が弾んで揺れた。しかし、そのまま海に浮かんだ時には、ちょいと感動!

 

AQUA DUCK CREW(2010.09.25)

 車掌さんと運転手?ん、船長か??走行中は2人が交互にマイクで乗客にガイドをしてくれたが…。うーん、悔しいことに聞き取れない。Fieldは、海外で言葉に困ることは殆ど無かったが、ここオーストラリアではダメだった。英語なのにどうして??ちょっと落ち込んだ。確かに訛りはあるようだが、それにしても半分くらいしか理解できなかった。メッチャ悔しい!
 この女性、なかなかサービス精神旺盛で、Fieldにカメラを貸せという。理由が分からないまま手渡すと、私の写 真を撮ってくれた。いつも人の写真は撮るが、自分が撮られるという経験があまり無かった。後でその写 真を見たが、まあまあ撮れている。しかし、ワシって首筋が…こんなに痩せたのかぁ?それとも老けて萎びた??え?見せろって?やーだよ!


レストラン・サヤ(2010.09.25)

 正味1時間か、もう少しくらいのクルーズ?ん?ドライブ?であったが、まあ楽しめた。さて、今日の夕食はどうしましょう?オーストラリア最後の晩餐である。ここは伊勢エビかカニを…と思った。ところが現地の方が教えてくれたお店には長蛇の列!参ったね。
 仕方なく、ホテルへ戻る方面でめぼしいお店はないかと探していたら…ん?ここ良いんじゃない?覗いたら落ち着いた雰囲気だったし…。このお店でワインとエビ料理にした。伊勢エビほど大きくはなかったけれど、味は良かった。ところで、気になることが1つ。このお店の名前である。SAYA?一体どういう意味かなぁ?

 ウエイトレスのお姉さんに尋ねたが、ワカランようだ。ボーイさんも同様。店長らしきおじさまも知らないと言う。しかし、ここの経営者はインド人だからインドの言葉だと思うとの返事。イマイチ
すっきりとしないまま終了。今日は早朝からうろついたから、あまり深く悩んで 眠れなくなっても困るからねぇ…


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