不思議の国へ その2 Lone Pine Koala Sanctuary

Wild Turkey(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 今回の旅行で、唯一組み込まれているツアーがこの動物園のコースであった。団体旅行では無いのだが、夜中出発の早朝到着という便であるから、いくらくたびれているとは云っても、直ぐにホテルでは余計な費用(ホテル滞在費)が嵩む。日本人観光客が一度は訪れるであろうコアラ園に寄って時間を潰すという配慮は、まあ妥当かも知れない。
 ところで、今回の旅のタイトルを“不思議の国へ”としたのは、オーストラリア固有の多様な生物を意識した結果 である。かつて南極と地続きであったこの地は、プレートの移動によって誕生した島であり、他のどの大陸とも接触はなく、独特の進化を遂げた動植物が生息している。Fieldがかつて見たこともない不思議な動物、見たこともない不思議な植物満載の島、それがオーストラリアだと云う印象だ。
 園内は可能な限り檻とか柵をを排除し、好感が持てた。このWild Turkeyも園内を自由に歩き回っていた。もちろん実物を見るのは初めてであったが、バーボン
好きのFieldにとっては馴染みのある姿である。特に8年物、更に12年物になればヨダレが出てくる程の好物。え?何の話かって?…いや、ワカラン人には分からなくて良いんですけどね…

 

Emu(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 こいつも園内の通路にヌゥッと立っていた。不気味といえば不気味!不思議と云えば不思議な生き物である。ちなみにオーストラリアの国鳥なんだとか…

 

Kangaroo(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 Kangarooはもともと(跳ぶもの)を指した現地語 gangurru が変化したものであると考えられている。写真上はアカカンガルー。下は…忘れた(汗)少し驚いたことに、カンガルーの肉がスーパーで売られている。ジャーキーなどの加工食品も見かけた。

 

トカゲ類(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 園内至る所にトカゲが居た。嫌いな人にとっては気絶ものかも知れない。そして人の気配があっても逃げようという思いは念頭に無いらしい。飲食コーナーの椅子に腰掛けていたら、平気でテーブルの上を歩いている。正に不思議な光景であった。
 上の写真は、縄張り争いなのか、互いを威嚇し、ついには噛み合っていた。見ている方は面 白かったが奴等にとっては必死なんだろうねぇ。

 

ワニ(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 Alligator (アリゲーター)なのか、Crocodile (クロコダイル)なのか、Caiman(カイマン)のか定かではない。というか、Fieldにはその区別 が付いていない。


Peafowl(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 ツアコンがコアラの解説をしているときに、Fieldの後ろをこいつが通 過した。追いかけて正面に回り込み、とおせんぼのように両手を広げると、それに反応するかのように羽根を広げてくれた。
 オーストラリアにクジャクが居るとは聞いたことが無い。もしかしたらインドクジャクかと思うのだが、定かではない。

 

Koala(2010.09.24 Lone Pine Koala Sanctuary)

 皆さんは既にご存知と思うが、Fieldはいわゆる“へそ曲がり”である。一般 論が通用しない。皆が右を向けば左を向きたくなるという困った奴である。コアラ抱っこで記念撮影…は断固拒否するが、それでもオーストラリアに来たらコアラだけは見なければ…との思いは有った(笑)
 ところが、どれもこれも目をつぶっている。聞けば1日に20時間は寝ているのだとか…。辛うじてこの子だけは起きていたようなので、つぶらな瞳を撮影できた。

 帰国後ネットで検索していたらこのSanctuary、何と加森観光チェーンらしいと気付いた。オーストラリア最大のコアラ園にまで日本企業の息がかかっていたとは…恐るべし!


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