寄り道

シロベリ(2010.06.27 千呂露)
 札幌のルネッサンスホテルでイベントがあった。Fieldにも案内が来たので、出席。私の管轄である稚内と帯広のイベントに札幌方面 の方々に来て頂いたので、その返礼の意味もあったのだが…。会場に行って驚いた。私の名前がご来賓名簿の2番目に記載されていた。そして受付で、ご来賓のリボンを背広に付けて頂いた。何だか照れるねぇそんなに偉そうなモンじゃないのにねぇ。
 懇親会があって、美味しい料理を頂いて、でも、失礼ながら、ちょっと企みがあって途中で抜け出した。というのは、知り合いがススキノで居酒屋を開店させたと聞いていた。この機会に何とか覗きたいと思ったのだ。my vest Sake friendのスーさんと高校時代の同級生N氏を呼び出して盛り上がった。
 翌朝N氏宅に寄って、少しお話をしてから10時半ころ帰途に付いた。 気温は昨日に引き続き30度くらいありそう。うーん、このまま帰るのはもったいない!そう思って日高の千呂露林道を覗いたら、シロベリ(キベリの越冬態)の歓迎を受けた。

 

キジバト(2010.06.27 千呂露)
 林道から1羽の鳥が飛んだ。ん!エゾライチョウか?と思ったらキジバトだった。そんなに珍しい種でも無いのに、何故か今まで撮影のチャンスがなかった。
 林道の気温は26度くらいだったと思う。川沿いの涼しいハズの林道の気温にしてはかなり高く、クーラーの効いた車から降りる度にムゥッとした。ニュースによれば、昨日の十勝では37度を超えた所もあったようで、きっと観測史上最高では無かろうか?

 

エゾシロチョウ(2010.06.27 千呂露)

 林道の最初に架かる橋。ここには時々オオイチが居るので、スピードを低速にして近づいたら、やはり何やら居る気配。橋の手前に車を停めて、カメラを手に降りてみたら、エゾシロチョウが集団で吸水していた。
 こんな集団が、あちこちにポツンポツンと見受けられたがオオイチの姿は無かった。うーんここ数日気温が高いとは言え、蝶の発生はあまり早いとは言えないようだ。

 

ヤマオダマキ(2010.06.27 千呂露)
 Fieldが勝手にdevil flowerと呼んでいるヤマオダマキが咲いていた。しかし、こうして良く見ると、葉はやはりキンポウゲ科だよなぁと改めて認識。それにしても、いつ見てもユニークな花の形だと思う。

 

ん?ヒョウモン??(2010.06.27 千呂露)

 林道をゆっくり車で流していると、先程から小型ヒョウモンの姿が気になっていた。過去にこの林道で、多数のコヒョウモンを確認しているので、きっとそうだろうとは思う。しかし何とか証拠の写 真を…と思った矢先、草むらから飛び出して制止してくれた個体が居た。しめしめ、これで証拠写 真が…と思ったら…何と蛾だった。
 Fieldの知る限り、蝶と蛾で近似のパターンが居ると。蛾の方が蝶に似ることで、何らかのメリットを得ているという印象だが、コヒョウモンに蛾が似ることでのメリットは、ちょっと思い浮かばない。とすると、この場合はもしかしたら逆パターンかな?
とも思うのだが…それとも単なる他人のそら似?

つづく…


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