寄り道 その2

カラフトタカネキマダラセセリ(2010.06.27 千呂露)
 ハナシノブにカラタカが来ていた。うん、良い絵だ。それにしても気になることがあった。この千呂露林道を訪れるのは、いつももっと遅い時期で、こんなにハナシノブが咲いているのを知らなかった。いつもハナシノブを見るのは中札内で、まあ日高の山の西と東だからどっちに咲いていても何の不思議も無いのではあるが、西と東では花の雰囲気が微妙に違う気がしてきた。
 一番違いを感じるのが草丈で、中札内の方が背丈は高い。花もこちらの方がやや小さい気がする。もしかして、別 種かも知れないなという気がしてきた。次回はもっとしっかり確認したいと思う。

 

小滝(2010.06.27 千呂露)
 先程も書いたが、今日はことのほか暑い。もしかしたら、道内のあちらこちらで、観測史上最高ってのを記録しているかも知れない。
 そんな暑さの中だったもので、滝の出現は嬉しかった。見ているだけで涼しげだものね。そこでちょっと実験。さて皆さんはこの写 真の違いにお気付きだろうか?そう、違いはシャッタースピードだ。左1/60(F10)で右1/320(F5)である。Fieldとしては、水の粒が見える右が涼しそうな気がする。左の写 真はどうせなら、フィルター噛ませて、もっと遅いシャッターが切れたら良かったかも…。ダメだね〜フィルターをちゃんと持ち歩かなければ…

 

スジグロシロチョウ(2010.06.27 千呂露)
 アブラナ科のコンロンソウにスジグロシロチョウも好きな絵である。ところで、コンロンソウはコンロン山の頂きに白い雪を被った様子から連想して付いた名だと聞いたことがあった。でも、コンロン山ってどこに有るんだっけ?中国??
 Wikipediaによれば、“崑崙山(こんろんさん、クンルンシャン)。中国の西方にあり、黄河の源で、玉 を産出し、仙女の西王母がいるとされた。”ふーむ、ナルホド!実在ではなく想像上の山らしい。でも、イマイチ分かったようなワカランような…(笑)

 

マタタビ(2010.06.27 千呂露)
 マタタビの葉が白く染まっていた。もしかして、そろそろ開花してるかも…と思い、葉の裏側を確認したら、丁度今が見頃(笑)しかし、どうしてこうやって隠れて咲くのかねぇ?不思議な奴だよ!

 

ミスジチョウ(2010.06.27 千呂露)

 さて、そろそろ戻ろうかと思い、例のエゾシロが吸水していた橋まで来ました。ん?何だか黒いのも吸水してるぞっ!車を寄せ、カメラを手に慌てて降りてみましたら、残念!オオイチではなくミスジでしたね。
 残念なんて言ったらミスジさんに失礼なんですが、Fieldは決してミスジが嫌いな訳ではないんですよ。え?言い訳にしか聞こえない?いやホントなんだってば!どっちかって言うと好きな蝶なんだから…。

 で、暫く追いかけたのですが、なかなか良い絵になってくれません。もう諦めようかと思ったら、目の前に着地。何かつまらん絵だと思いながらシャッターを切ったのですが、まーミスジの名前の由来が良く分かって、これも良いかぁと、掲載決定(笑)

 

悪戯(2010.06.27 千呂露)
 エゾシロは相変わらず団体で吸水していたのですが、ここでちょっと悪ふざけ。わざと驚かせての撮影です。うーん、乱舞している様子は分かるものの、ブレてるぅ!カメラの固定が甘かったようです。悔しいなぁ。またいつか、やってみようっと。

 


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