始動(その2)

ルリシジミ(2010.05.22 帯広市)

 もう一種、先程からチラチラと飛ぶ姿を見ていましたが、どうも明るい配色で、ルリのようです。スギタニをもう少し撮影したいと思っているのですが、この課題もまた来年…かなぁ。
 来年、来年と先延ばししているうちに、足腰立たなくなったりしそうで、恐怖です。私も今年55になりますんで、後、良いところ15年でしょう。70過ぎても元気で歩き回れるかなぁ。そんな自信はありません。何しろ自分の身体を相当酷使してますんでねぇ。

 

センダイムシクイ(2010.05.22 帯広市)

 春から初夏にかけて。北海道の山を歩いていると、やたらと聞こえてくる鳥の啼き声がある。Fieldの耳には“ジッチョ・ビーー”と聞こえたので、“あ、またジッチョビーが啼いてる”ってなことを言っていた。
 その後、小鳥の声のCDで、それがセンダイムシクイであると知ったが、実際にその姿を目視したことは無かった。今日もやたらと啼いていたので、ちょいとその気になって探してみたら居ました。ジッチョビー!見ている前で啼いてくれましたんで、間違いありませんって!

 

ヒメチャマダラセセリ(2010.05.22 帯広市)

 さんざ歩き回って、ようやく見つけたチャマ。とりあえず証拠写 真。…と思ったら、そのまま飛ばれてしまった。うーん、クヤヒー!!もう、カッカ来て、その後も歩き回るが、姿を見ることが出来ない。もしかして、これで終わり?何だか嫌〜な予感!

 

ワスレナグサ(2010.05.22 帯広市)

 やや諦め気味になって、対岸に渡ってみた。こちらの方が花の種類は多い感じ。“forget me not”スイスでルチアーノの奥さんベレーナに、“この花の名前を知ってる?”と訊いたら、すかさずそう答えた。
 このネーミング、世界共通なんだろうか?でも何故?何かきっと謂れがあるんだろうね。今度調べてみなくちゃね。ん、そうじゃなくて今すぐ調べるかぁ…

中世ドイツの悲恋伝説に登場する主人公の言葉に因む。
  昔、騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、「Vergiss-mein-nicht!((僕を)忘れないで)」という言葉を残して死んだ。残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。

以上、“wikipedia”より抜粋

 そうかぁ、ベレーナさんドイツ系のスイス人だもの知ってる訳だぁ…と今更認識!

エゾキケマン(2010.05.22 帯広市)

 ムラサキケマンはあちこちで見かけるが、キケマンは十勝で2ヶ所でしか見たことがない。あれ?待てよ、もう一ヶ所は、この川の上流だった。もしかして川が種を運んだ?うーん有るかも知れない。

 

クジャクチョウ(2010.05.22 帯広市)

 お目当てのチャマは、ワンチャンスだけに終わったが、他のチョウ、植物、そして念願のセンダイムシクイの写 真が撮れて概ね満足出来た。そして、最後にクジャク…。これも今シーズン初めての目撃。
 ところで、チャマの少なさが気になる。来週も探してみて、まずまずの数を見ることが出来れば、発生が例年より遅かったということで安心できるのであるが、来週末にも大きな会議とFieldが同窓会長をつとめる学校の体育祭が控えている。
 そして次月も釧路・札幌泊を含む4つの大きな会議が…。うーん、今年はお外での活躍はあまり出来ないかもなぁ…。参った!!始動はしたものの、エンジン停止にならないよう、何とか走り続けたいと思います。


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