G.W.(横浜中華街その2

中華街(2010.05.04 横浜市)

 しかしまあ、とにかく人が多いこと!いったいどこからこんなに湧いて出てきたんでしょうねぇ。正に“黒山の人だかり”って奴です。某アナが“人山の黒だかり”と言ったとか言わなかったとかという話を思い出しましたね。
 で、ここで早めの夕食をと思ったのですよ。いや、未だ時刻はそんなんじゃないのですが、何しろこの人混みでしょ。
早い時刻なら何とかと思ったのですが、それでも甘かった!3時間待ちですって!!

 

中華街(2010.05.04 横浜市)

 あ、これね。中国の人って“福”の字を書いたものを、ひっくり返して飾るでしょ。“福到来”って奴ね。で、この看板は大きな“福”の字の中に更に何か書いて有る…と思ってよ〜く見たら、書体は様々ですが全部“福”の字でした。
 あはは、面白〜いと思いましてね。天から百の福を賜りますようにと、小さな福も100個…だと思うんですが、誰か暇な人、数えてみて下さい。

 

中華街(2010.05.04 横浜市)

 このお店もちょいと気になりまして…。“ん?何?tef??”“What's mean?!”じっと見ていたら中央のマークが蝶に見えてきまして、あれっ?もしかして“tef tef”“てふてふ”“ちょうちょう”…そういう意味かぁ!
 雑貨屋さんだったので早速中を覗きましたが、うーん、蝶にちなんだ小物でも有ればとの期待も空しく、目ぼしいものは何も有りませんでした。残念!!

 

中華街(2010.05.04 横浜市)


 横浜関帝廟という寺院です。“関帝廟”ですから関聖帝君(関羽)を祀っている寺院で、文廟と呼ばれる孔子廟に対して武廟と呼ばれているようです。商人は「財神」すなわち商売繁昌の神として信仰しているようですので…では、私も…
 え?商売繁盛するとますます忙しくなって遊ぶ時間が無くなる?た、確かに…こ、困ったなぁ…どうしましょ(汗)
 

  ところで、この狛犬(石獅子)の膝にいる小さな生き物…これ“龍”の子どもじゃないかと思う。龍は成龍となり九子を得る。(嫁さん龍の名前は記録にないらしい…)その第二子にチフン(璃の字の王を虫に換えた字+吻)というのがいる。長い尾を持ち先を丸めている。火を飲み込むのが得意という。火災になると火を飲み込み雨を降らすということで、建物の屋根に…そうだねシャチホコのように飾られることが多いらしい。
 Fieldは、これがきっと、そのチフンじゃないかと思うのですが、 どなたか詳しい方はいらっしゃいませんかねぇ?え?無理?…ですよね〜。龍の子どもの伝説は、日本にほとんど入って来てませんからねぇ。それともこれ、狛犬の子?確かに顔は似てるよね。でも、それにしちゃぁシッポ、立派すぎるでしょう。狛犬の子もまた別 の生き物になった?
 いや、待ってよ〜。沖縄にシーサーってあるよね。あれも屋根の上に置かれることが多く、火除けの意味を持つらしい。そして、獅子が訛ってシーサーになったと聞いている。 いずれも中国の石獅子が起源だと言うことは…うーん、考えれば考えるほどワカラン!!

 

中華街(2010.05.04 横浜市)

 福禄寿…あれ?もう一文字写ってないや。喜が2つ並んだ文字かなぁ?七福神の事じゃあ無さそう。何だか近未来の中国…みたいな印象の建物で、中に入ると中央が吹き抜けになっていて、そこに赤龍がとぐろを巻いていた。何だか圧巻!
 ここも雑貨を扱っているようであるが…あ、いけない!弟との待ち合わせ時刻が迫っている。まだまだ興味は尽きないけれど、もう行かなければ…。

 …ということで、その後弟と弟の長男と3人で酒を酌み交わし、今回の旅の最後の夜は更けていったのであります。もう数人、お会いできるかもと思いながらタイミングが会わなかった方もいらして、ちょっと残念にも思いますが、川越でひいたおみくじ通 りの良い旅だったと満足をしています。完全に蝶抜きの旅になってしまいましたが、多忙にかまけての不義理を、少しは穴埋め出来たかなぁとも思っています。単なる旅行記になってしまい、期待を裏切ったかもしれませんが、FieldのG.W.これにて終了〜(ご覧いただきまして感謝!謝謝!)


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