G.W.(小江戸川越)

熊野神社(2010.05.03 川越)

 川越は、会いたい人が近くに居るという理由で選んだ場所で、川越自体について何の予備知識も持ち合わせてはいなかった。ところが昨日ふらふらと歩いてみて、予想以上に見所が有りそうだと感じたので、今日の午前中は川越の街を散策しようという気になった。
 朝食を済ませ早速繰り出したが、最初にふらりと立ち寄ったのがこの熊野神社。なかなか風情があるなぁと感じたので境内に入ってみたら、おみくじを売っていた。と、言っても料金箱があり、その横に抽選箱のような箱。そこから勝手にどうぞという感じであったが…では、今回のFieldの小旅行の吉凶はいかにと引いてみたら、何と大吉。

 考えてみたら、かつて浅草寺でおみくじを引いて、大凶が出て以来、おみくじなんぞ引いた記憶がなかった。たかがおみくじではあるが、気分がすこぶるよろしい!あはは…Fieldは単純なのである。

 

街並み(2010.05.03 川越市)

 蔵造りの建物が並ぶ街並…ところで昨日からあちこちで“小江戸”というフレーズが目に付いていた。きっと大江戸を意識してのネーミングだと思うが、それにしてもこんなに沢山の蔵がよく保存されていたものだと感心!かつての参勤交代の時代に、江戸に入る一歩手前の宿場町として栄えたのかなぁ、などと想像する。
 下の写真はりそな銀行で、これまた明治11年に建てられ、大正7
年に改築されたという。正に大正ロマンを感じさせる建物だ。今では見られなくなった懐かしい赤い郵便ポストも一緒に写 してみた。

 

菓子屋横町(2010.05.03 川越市)

 こちらは町内一角が全部お菓子屋さん。お菓子と言っても高級菓子ではなく、いわゆる駄 菓子という奴で、見ているだけで楽しくなる。
 えっ、Field?買いましたよ。ニッキ飴とかね。これまた昨日から気になっていたのですが、道行く人が1m近い棒状の物体を持って歩いているのをよく見かけました。麩菓子のようです。一瞬私も買おうかと思いましたが、邪魔になるよなぁと断念。でも、どんな味なのか未だに気にはなっています。

 

堀の錦鯉(2010.05.03 川越市)

 堀をぐるりと回した建物がありました。そんなに大きな建物ではなく、普通 の民家のように見えました。その堀の中には錦鯉が悠々と泳いでいました。
 暑い夏には気化熱で建物の中に冷房は必要ないかも知れません。そしてそこに水草を発生させ、魚を放すことにより、水質の悪化、特にボウフラ等の発生を押さえられるという期待が持てるのでしょう。等と想像しますが、それより何よりこの眺めは風流そのもの!

 

山崎美術館(2010.05.03 川越市)

 この交差点右手前の石碑には、“財団法人 山崎美術館”と刻まれています。この石碑の右側に“亀屋”という和菓子屋さん。こちらは相当歴史のありそうな高級和菓子店という感じ。そして石碑の手前が山崎美術館で、もしかして、“山崎”という名は“亀屋”の創業者だったりするのかも知れません。
 …というのも、最初に目に付いたのがこの落雁(らくがん)の型。この他にも数点の型が陳列されておりました。

 

山崎美術館(2010.05.03 川越市)

 次に目を引いたのがお人形。上は桃太郎ですが、何だか鬼が貧弱で可愛そう。犬・猿・雉が甲冑を着けている姿が笑えました。下の写 真は…、あそうか!五月人形ってことね。撮影中には気付いていませんでした(汗)…ということは、このコーナー、季節によって陳列する人形の種類を変えているのかも知れませんね。
 ところで、この美術館のメインは日本画のコレクションのようでした。どこにも撮影禁止の注意書きは見あたりませんでしたが、自主的に遠慮いたしましたので、ご覧頂ける写 真はございません。

 

移動販売車(2010.05.03 川越市)

 その後、亀屋さんでお菓子を求め、ホテルに戻ることにしました。早朝出掛けたので、道に人影は少なかったのですが、帰り道は大混雑。道路を一部通 行止めにして、フリマも開催されていました。あ、はい買いましたよFieldも…ヤコウガイと木の板…ま、いずれ皆様にも見て頂けるチャンスが有るかも知れません。
 さて、お昼に長男“龍”と待ち合わせをしています。その後、昨年生まれた孫の顔を見に行くことになっていますが、皆様にご報告すべきことでも無いでしょう。今日はここまで…


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